和久川沿い城館群 福知山市

和久川は兵庫丹波市と境する荒木山・親不知・烏帽子山へ…の府県境尾根からの水を集めて由良川に流れ出る支谷ですが、流域の中程から由良川合流点にかけて多くの城館遺構が残されている。当地豪族の塩見氏一族の城砦と考えたいが、
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どの城も城主や城の歴史・伝承を伝えるものは少ない。荻野(赤井)氏が氷上郡(丹波市)・天田郡(福知山市)・何鹿郡(いかるが 綾部市)三郡を領して統治した頃、天田郡に芦田氏・何鹿郡にへは赤井氏等が郡境界からの
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侵攻を警戒する為に築城され利用されてきた城砦群が多かったと思われます。2枚の添付画像は和久川の由良川合流点近く・R9号線で和久川を渡った北西部の丘陵上にある奥野部城(岩ヶ端城)の遠望と土塁囲みの主郭部です。

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