田ステ女公園 丹波市柏原町

JR柏原駅の改札口を出ると駅前に女の子の像が立つ。御所人形か観光地の土産にあるような人形像にイメージが損なわれるが 「雪の朝 二の字二の字の 下駄のあと」の文字に見覚えはありますね?。
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加賀の千代女と並ぶ元禄四俳女の一人田ステ女が生まれ育った町です。柏原八幡神社近くの店の前には生誕碑が立てられ、ステ女が結婚・そして死別した夫の菩提を弔う為に庵を結び1000日供養した庵は千日寺と呼ばれるようになった。
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明治初年に廃寺となっていたが、そこにあった石地蔵・石燈籠・手水鉢やステ女の百回忌に建てられた句碑は西楽寺に預けられていたものを、旧千日寺跡に戻され新しく句碑や歌碑も加えられ「ステ女公園」として甦っています。
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公園裏に続く丘陵には西南戦役と日清日露の戦没者の霊を祀る為に祠を建てたのが始まりという「高谷忠魂殿」の小社が建ち高谷公園となっています。此処へは八幡社三重塔裏手になる八幡山城(丹波攻略の明智光秀が本陣とした)があり、山裾に沿って高谷忠魂殿の建つ最高地点の境内に出ます。
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どうにも此処が慰霊地として整地されただけの場所とも思えず、城砦跡ではないかとの思いが捨て切れない。位置や条件を揃えているのですが…?皆さんはどの様に思われますか?
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