赤穂城 赤穂市

師走も近づいてくると赤穂は｢忠臣蔵｣一色…また赤穂は｢塩の国｣でもある。海岸に近い城下町は飲料水の確保に苦労されています。正保2年(1645)常陸国笠間(茨城県笠間市)から赤穂に転封された初代赤穂藩浅野家の長直が、此れまで行われていた塩造りの工法や流通路を確立・飲み水確保の上水道施設も最初に施設した姫路：池田輝政家臣：垂水勝重からxx年!!。城下の町屋各戸にまで給水出来るまでに改修された名君。日本三大上水道の一つとされます。

この赤穂藩浅野家は三代56年で廃絶　場所こそ違え南北朝期から明治維新まで約450年続いた赤穂城の歴史の中で僅か56年の内、其の三代目だけが大きくクローズアップ　城内の遺構も義士関連屋敷跡の説明板が　いやに目立ちます？
第一の事件:江戸での刃傷(元禄事件)を知らせるべく早駕籠を飛ばした萱野三平等が、城に入る前に一息ついた｢息継ぎ井戸｣も此の上水道の井戸。

そして早駕籠が場内に入ったのが搦め手門の塩屋門。大石良雄宅長屋門の戸を叩いて一報を告げ第二の事件の幕開きは･吉良邸討入りへのクライマックスへとご存知｢赤穂浪四十七義士｣・｢忠臣蔵｣の物語。大きな疑問不問に伏して大衆に受け入れられているロマンですね。