向山連山のヒカゲツツジ 丹波市

日本一低い谷中分水界で瀬戸内海へ注ぐ加古川と、日本海へ流れ出る由良川の水が分かれる起点となる石生の水分れ公園を、起立した丘陵が囲い込む･本州を分ける中央分水界の地。
　　　　　　　　　ヒカゲツツジのフレームを通して黒井城を望む

標高こそ低いが此処は日本一低い谷中分水界です。其れだけに向山連山の最高峰五ノ山591mは比高で500m…厳しい登りが続くが毎年4月の第三週目くらいには満開のヒカゲツツジを訪ねての登山者を迎えます。

ピンクのコバノミツバツツジと、爽やかな風に淡い黄色の小さな花を震わせるヒカゲツツジの饗宴も見られます。名はツツジですがシャクナゲ…そうだ!!そのシャクナゲも･そろそろ出番の山が丹波にもある。

ヒカゲツツジのトンネルを抜けて蛙子(ガエルゴ)峰562mに着くと花の饗宴は終え、色花を見ることも無い暗い森の道、珪石山を過ぎれば展望と岩廻りコースが待ってるよ。イルカ岩･博打岩･亀岩･領家の頭･天狗岩は山麓からも目立つ”いそべ神社”の岩座(いわくら)で絶景の分水界の展望所です。
　　　　　　　　　　　　　ヒカゲツツジのトンネル