東仲古墳 三田市

「永沢寺花しょうぶ園」から篠山へ引返ず三田へ向う。ホントの理由は乙原地区にある城砦探訪が目的だったが、時折降り出す雨に気分は湿りがち。三田と神戸北にある大型スーパーにでも寄っていこう。有馬富士公園も雨では…と千丈寺湖畔を廻ってR176号の道を選んだ。
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西国33ヶ所霊場巡りを復興された花山法皇は巡拝後・余生を此処で過されたという花山院(番外)がある。其の手前(北方)の小野の里から県道309号線に入り左手に池を二つばかり見て、峠状を下るあたりの山手側に「東仲古墳」標識を見る。車道を挟んだ標識の矢印の先には鬱蒼とした藪と牛の牧場があるが古墳はどこ…?。
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初めてだと此の藪が古墳とは気が付かないほどで時期が悪かったのかも知れないが、廏舎の向かいが目指す東仲古墳なのだが進入禁止の虎ロープを越えるのに抵抗を感じます。しかも開口している石室はすぐ施錠された鉄格子に阻まれ・・・しかし其の奥を覗き込めば側壁から突き出した板状の石棚にビックリ…玄室奥壁に設けられた石棚自体 珍しいく其の用途も石室の補強のためとも祭祀様ともいわれ明確ではないが、石室中程に:反対側の石壁にも届かない石棚には更に多様な使用用途案が出てきます。ユニークで貴重な構造の石室は安全のため施錠されている様ですが、以前埋め戻されるとも聞いた。市の文化財としても取り消されているのかな・・?


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