田ノ口城 丹波市
全国の足立姓の祖は山垣城の足立遠政と云われる。遠阪川沿いの東側丘陵は京都丹波の福知山市との府県境尾根が延び遠阪峠へと続いている。遠阪峠を越えて京都府側の夜久野・但馬へ抜ける兵庫丹波最北端の宿場町・佐治郷に鎌倉時代に来住したのが足立氏一族で、其の本拠城となったのが山垣城。
この山垣城の下をトンネルで抜けるのが北近畿自動車道だが・この工事でいくつかの山城が発見され工事後には消滅した。そんな山城の一つに湯落城がありました。この湯落城の北方にも同様の山城があり、此方は僅かに道路建設工事による大きな損傷は無く、主郭からの三方の尾根に堀切・竪堀と曲輪を残し、特に府県境尾根に延びていく北尾根側の二重堀切は圧巻の見所です
とはいっても殆ど知られることの無い小さな山城の遺構です。城主も築城時期も定かでないが、遠阪城と共に但馬・丹後に通じる街道の要衝監視の重要な山垣城の支城ではあったのでしょう。北近畿自動車道工事中に訪れていた城だが自動車道開通後の再確認…田ノ口城から府県境尾根355m峰~513mを繋いで関電鉄塔沿いに湯落城へ周回してみました。

この山垣城の下をトンネルで抜けるのが北近畿自動車道だが・この工事でいくつかの山城が発見され工事後には消滅した。そんな山城の一つに湯落城がありました。この湯落城の北方にも同様の山城があり、此方は僅かに道路建設工事による大きな損傷は無く、主郭からの三方の尾根に堀切・竪堀と曲輪を残し、特に府県境尾根に延びていく北尾根側の二重堀切は圧巻の見所です
とはいっても殆ど知られることの無い小さな山城の遺構です。城主も築城時期も定かでないが、遠阪城と共に但馬・丹後に通じる街道の要衝監視の重要な山垣城の支城ではあったのでしょう。北近畿自動車道工事中に訪れていた城だが自動車道開通後の再確認…田ノ口城から府県境尾根355m峰~513mを繋いで関電鉄塔沿いに湯落城へ周回してみました。
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