穴裏峠城(仮称) 丹波市 

丹波市内の城では最古級の山室城(領主:芦田氏)が京都府福知山市との国境の町・青垣町にある。此処に山間を越える穴裏峠を監視する”境目の城”が存在していた伝承もな、埋蔵文化財調査による遺構を示す記録等も有りません。
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同じ青垣町の北方には全国足立姓の祖:足立遠政の本拠:山垣城があり、但馬国境の遠阪峠監視の遠阪城があり、但馬街道の国境の要衝を警備する境目の城(厳密に国境尾根上に建つ城は、無用なトラブルを避けるため、少なかったと思えるのですが…?)が要害地に築かれていた。
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但馬街道の遠阪峠に比して兵庫丹波から丹後・若狭へ通じる穴裏峠や榎峠ではあっても要衝であったかは疑問?間道としては利用されたでしょうが、街道としての知名度も利用者も低かったのでは!!?
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穴裏峠城(仮称)こんな位置に遺構を見つけ、何故?・どうして?・何時頃の?と疑問点ばかりが噴出…しかも城遺構からは此の地の領主の築城では無く、陣城らしい。誰が・何時・何処の城の攻防に対して築いた城なのか?。


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