丹波聖人:小島省斎 Ⅱ 丹波市

養父市八鹿町の宿南城東山麓に但馬聖人として知られた儒学者:池田草庵の私塾「青谿書院」がある。丹波市にも柏原藩織田家4代にわたり藩主に請われ相談役ともなり・藩政改革を進言した丹波聖人小島省斎がいる。池田草庵とは青年時代からの友人として廃藩後も親交をあたためている。
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池田草庵の青谿書院は残されているが、小島省斎の藩校「崇広館」は今はなく、現存していた貴重な藩校も消え・建設資材の一部は保存されているというが何処まで復元・保管…等が可能なのか?藩校の遺構を後世に伝える有効な手立てはないものでしょうか…?
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青垣町佐治に生まれた小島省斎の菩提碑は妙法寺にあり白壁塀に囲まれた小さな墓所門側に「従四位省斎小島先生墓所」の石碑が立つ。号を小島省斎・名を慎・通称:四郎兵衛・忠太。本堂には「立正山」慎書と書かれた扁額が掲げてある。
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妙法寺は岩本城(全国足立姓の祖:足立遠政が関東から来住して最初に居城とし、山垣城を築いて移るまで佐治に居た)の下屋敷跡。岩本城と上屋敷跡も正確な位置や遺構もよく判らず足立館として黒尾神社付近を探索してみたが…再訪の必要がある。妙法寺の足立氏下屋敷としてのレポートも進捗は滞ったまゝ…
ご住職が足立氏一族について調査・研究をされており、その著書が青垣図書館にあった…!!


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