丹波聖人:小島省斎

丹波聖人小島省斎の誕生地が丹波市青垣町佐治。山陰道・出雲へ向かう丹波側最後の宿場町佐治宿妙法寺がある。生家(佐治商家群の南入口付近)に近かった事で!?妙法寺の檀家となっていたようで境内に墓碑が建つ。何度か訪ねたが省斎の法名を知らず、判らなかった墓前には ご住職の奥様に案内を願った。
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…戒名:賢徳院貫道xxxとあり家紋は我家と同じ丸に九枚笹…”賢者としての道を貫き…徳を積んだ”…!!その様な意味かは知らないが佐治宿は佐治城の山裾に沿って延びる宿場町。要衝の地は児島(小島)伊豆守意種の居城といい小島省斎は其の後裔とも…。佐治城西郭への登城取付部に、三方を石垣に囲まれ屋敷内には浮島を持つ池庭を持つ屋敷跡。屋敷跡の背後に石段参道が山腹の秋葉社に通じ其処から比高約20m程の尾根先頂部付近に土橋付空掘や曲輪遺構が残る。
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某氏の別邸を借りて省斎が私塾を開設した竹西亭は佐治の中心地:佐治未来館の南50m、八柱神社に向かう中程に在ったが荒れるに任せた廃屋。復興再建の望みも無さそうです?。但馬聖人:池田草庵とは旧友でもあり、此処には草庵と呼ばれながら立派に青谿書院が残る。藩校として県下に少ない貴重な柏原藩織田家の「崇広館」も消えてしまった。「竹西亭」と思える場所について、埋蔵文化財遺跡地図等資料にはなさそう?。地方誌史等に?も詳しくは触れられていない様ですが、故郷に誇れるもの・歴史を語る貴重な遺跡・伝承地は、なんらかの形で残し伝えていく必要を感じます。


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