隠れ紅葉の名所14 柏原八幡Ⅱ

丹波市柏原町のランドマークは木の根橋か?:それともJR福知山線柏原駅の駅舎だろうか!?(大阪花博際のイベント会場内の足となっていた駅舎が移設されている)。駅前には田ステ女(江戸時代:加賀の千代等と並ぶ元禄四俳女の一)の童女の像が迎えてくれる。定時には駅近く「つつじ太鼓」イメージの太鼓櫓からは、
      木の根橋と観光案内所・正面が柏原八幡社の杜
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カラクリ時計が歌曲「丹波のあした」のメロディが終わると・織田家の家紋”織田木瓜”を染め抜いた幕が上がり武者姿の人形が太鼓を打ち・扇を持って舞う姿が見られる。柏原藩織田家陣屋に向かう大手道!?、地元民・子供たちも立ち止まって10分ほど続くいショーを見ています。
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此の前から北へ・真っ直ぐ進むと丘陵に突き当たり左右に道を分ける。欅の大木の太い根が川を跨いで橋となっています。之も柏原のシンボル木ノ根橋。側には昭和初期のレトロ建築(旧役場)が建つ。木ノ根橋側には観光案内所が建つが、これも小島省斎の旧宅・藩塾跡を移したもので、島崎藤村「破戒」の主人公:瀬川丑松のモデルで知られる大江磯吉氏(柏原高校校長)や、
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音楽教師として赴任してきた犬童球渓の下宿先でもあった。正面鳥居を潜り・石段参道を登る頂に柏原八幡神社と三重の塔が建つ。神仏混淆の名残をとどめるのは全国でも18例を数えるだけとか!!。社殿前には有名な丹波佐吉の狛犬昔からのランドマークはやはり柏原八幡宮ですね。
   三重塔から北西山麓に降りる神社の紅葉・丹波攻め悲話を伝える弁天社も建つ
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三丹一(丹波・但馬・丹後)の厄除大祭で知られるが、其の厄神社の前に立つのが初代:磯尾柏里の狛犬像。磯尾柏里氏の作品は柏原藩陣屋の御殿横に立つ像(長らく馴染みの場所から・歴史資料館:田ステ女記念館の北隣に小島省斎顕彰碑等と共に移設されました)がよく知られます。

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