愛宕祭 「造りもの」 2011年 丹波市

丹波市氷上町・甲賀山麓一帯で愛宕祭が8月23ー24日両日行なわれた。終演の花火大会も丹波市随一!?と定評の規模だが、最大の呼び物が愛宕信仰により饑饉や火災除け・五穀豊穣を祈願し元禄年間(1688-1704)頃より引継がれてきたと思われる伝統の奉納「造りもの」。ただ記録に残されれているのは古いもので明治24年以降…其の行事内容も不明と云う。
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「造りもの」は其の材料に金物・陶器・祝儀物の熨斗・扇子等用品や、日用品や食器・食品等のうち一種一式だけを使用して作製されるのが特徴で、連綿として続く伝統行事で・各町ごとに作成され作品のスケールは、近年では他所に類例を見ない成松愛宕祭り独特のもの。
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題材は例年その年の話題となったもの:NHKドラマ(今年は浅井三姉妹の”お江”)は定番でニュース性では惑星探査機はやぶさ・東京スカイツリー・世界遺産となった白川郷や富士山、人気の”忍たま”くん!  氷ノ川太鼓も御当地:甲賀山氷ノ川太鼓の演奏中画像と、塗り茶碗を上下に重ねて顔を表現されている。
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今年は「東日本大震災の復興を支援」の為…成松愛宕祭実行委員会により、両日は東北B級グルメフェア等が催されており、成松交流館では駐車場にテントを設営し「B級グルメ横丁」も開かれていた。横手やきそば・ 気仙沼ホルモン・仙台牛タン・東北バクダン焼き・赤どりの鶏皮うどん・秋田きりたんぽ串・会津地鶏ジャンボ手羽揚・伊達鳥ジャンボ串…賞味残りは いずれ何処かの秋祭りの出店を待って…


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