丹波八宿まつり 2011

延喜式山陰道で、京を発った但馬街道の八番目の宿場町として・また丹波側最後の宿場が青垣町の佐冶宿。此処を立つと但馬国境越えの遠く厳しい・その名も”遠阪”に向かう。この地:佐治郷は武蔵国足立郡を領して北条氏に仕えた豪族久保田(足立)遠元が足立氏を名乗り足立家の遠祖とされますが、其の孫足立遠政が承元3年(1209)丹波の佐治郷に地頭職を任命され関東から入部し 佐治宿の北東方”小倉”に<岩本城(足立館を築き後、遠坂の萬歳山に城を築いて本拠とし、全国足立氏の祖とされます。
 お話広場は子供”読み聞かせ”メンバ?で
 リアル紙芝居青年部は読み聞かせのメンバか?それとも…

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また赤穂四十七士:忠臣蔵で知られた家老:大石良雄の妻”大石りく”が春日町の天王坂を越え、此の佐治宿の(医者?か豪商?)の屋敷(銀行側近く!!?に在った)に泊まっています。主君:浅野家から頂いていた盃を、当主に礼として与えたとされ、討入のあった12月14日には、末裔の方より近年まで小学校に貸し出されて供養されていたと聞く。天王坂で病み、平癒を待てずの帰路だったとおもえ、佐治の旧家に数日は逗留したのかも…?。
      紙ヒコウキ飛ばし
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丹波布「佐治木綿!!??」でも知られた地でもあり、繁栄していた面影を町家に偲ぶ事が出来るかも。旧街道の面影と町家を遺す通りをメイン会場として青垣の秋の恒例イベントとなった丹波八宿まつりは、丹波紅葉三山の一:高源寺の山開きと、但馬朝来市境の遠阪で行われる丹波の奇祭・今出熊野神社の「はだかまつり」が行われる11月3日<文化の日>に実施されシャトルバスが運行されます。
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青垣町の”美味いもん”常設店となった!!?弁当・巻き寿司の愛菜館おなざ・あまご村の「あまごの塩焼き」・和菓子の高砂屋さんも青垣町北端地区の大名草(おなざ)から。此の日限定?の八宿焼き(回転焼)や、青垣いきものふれあいの里は自然(清流の小魚の展示や亀・・等の触れ合いプール)・チエンソーアートの実演即売は昨年はふくろう・今年は恋の滝上り(オークションの落札価は知らないが”済み”の札止めになっていた)。
 青垣ワイナリーさんの愛犬グレート・ピレニーズか?・通りかかりの黒のパグが気掛かりの様子 姪が大型犬を飼ったと見せたがっているのは此の種か?
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飛脚リレーは途中の関門での籤引きで近道か遠廻りコースが決められるユニークなものだが、リアル紙芝居と銘打った>青年団による仮装劇、丹波布の実演も恒例の催し物。今年は大学地域連携フォ-ラムがあり、山南・氷上・柏原各地域や篠山市から各大学活動・報告・展示ブースがあり、山南スタジオは勿論:化石発掘体験コーナーは化石の土産付きで結構流行っている!?!!。氷上吹奏楽団メンバ?のクラリネットアンサンブルもストリート内のアチコチで馴染みの曲を街角演奏していた。  昨年(2010.11)の丹波八宿      


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