新西宮ヨットハーバー

西北背後に東六甲連山を望みながら西宮大橋を渡り阪神高速湾岸線・西宮浜出入口の先で右折し、芦屋市境の入江側の遊歩道沿いに西宮浜高層住宅が建つ。震災後何ヶ所か仮設を移り・やっと落ち着けた義母を此処に訪ねた。目の前の芦屋浜の打上げ花火を此処から楽しんだ事も。R171号線の終端が此処:西宮浜の新西宮ヨットハーバー前で西方は住宅・公園、東方は工業施設用地。
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平成16年「しんにしのみや海の駅」に登録された新西宮ヨットハーバーセンターハウス内はマリングッズの店やレストラン・喫茶も利用出来る。バス停からセンターハウスの間・駐車場出入口にはマーメイドの像・説明板・SUNTORY マーメイド号【単独無寄港による世界一周航海(東回り)に2004年10月65歳で挑戦した海洋冒険家:堀江謙一氏が、此処:新西宮ヨットハーバーから出発し、2005年6月に新西宮ヨットハーバーに無事帰還した。東西両方向周りで世界一周航海をしたのは日本人初、世界でもオーストラリア人に次ぎ2人目という】が、クラブハウス内のミニ・プールにも日本人初のヨットによる単独太平洋横断をなしとげた堀江氏の「ミニマーメイド号」が展示されています。
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此の「太平洋ひとりぼっち」の著書・映画で知られる小さなヨット「マーメイド号」で太平洋単独横断に出港(1962年)していった西宮マリーナ(旧西宮ヨットハーバー)は先程渡ってきた御前浜橋の北詰・西宮大橋の高架下に観る。西宮マリーナから旧西宮砲台跡のある御前浜公園・夙川河口の回生病院へ延びる砂浜辺は昔は海水浴場だったところ。
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御前浜を挟んで南の西宮浜側へは西宮大橋の足下にある小さな御前浜橋【西宮の勝鬨橋】を渡るが、地元の人以外で知っている人はどれほどいるだろう? 兵庫南部地震で被害を受けた西宮大橋に代わる生活道路となった架設橋ですが、旧西宮ヨットハーバーからのヨット入・出航の為、ワイヤーによって上方に可動する跳ね橋で船の航行を可能にしています。西宮浜総合公園経由で西宮浜高層の市営住宅地へは適度な散歩コースでしたが・・・。
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