十六丁畷 丹波市氷上町
朝来市・丹波市青垣町方面から北近畿豊岡自動車道の氷上IC出口に向かう少し手前、東に霧山を望む山麓・県道7号線と北近畿自動車専用道(R483号)の間を屈曲しながら並び延びる長く幅広い堤が見える。
川の堤防?にしては堤下に細い溝谷が流れているだけ。県道7号線を走っていて気付く人は少ないが…自動車専用道沿いの地道を走れば”あれは!!何だろう…?と思われる人はいるかも?・専用自動車の直ぐ西側を佐治川(現:加古川)が流れています。
此の佐治川(加古川)は毎年の様に氾濫する水害に、意春(先のブログ経塚を参照下さい)は由良庄の領主となった三木城:別所長治の叔父:重宗(後に但馬八木城城主)の子別所吉治の帰依を得て、市辺に内堤防を築き<十六丁畷の土木工事を行った。
成松とは加古川に架かる京橋や栄橋を挟んで東 500m付近の田園風景の中に市辺集落を護る様に延々と小さな溝には不釣合いの堤坊が続く。後世の村人の幸せを念じつつ法華経の経文を 一石に一文づつ記し・周りを石で囲う高さ1間・横三間四面の経塚を建立した僧:意春による加古川の叛乱による被害を避ける治水工事。
桜満開の時期でも此の十六丁畷・土塁の堤防を歩いてみようと思う人は居ないかも…東面には霧山・野山城への分岐ピーク(権現山)から城山トンネル上のガンジョウジ城へと高度を落とす丘陵尾根。南正面には高見城から穂坪城等が望まれる。
川の堤防?にしては堤下に細い溝谷が流れているだけ。県道7号線を走っていて気付く人は少ないが…自動車専用道沿いの地道を走れば”あれは!!何だろう…?と思われる人はいるかも?・専用自動車の直ぐ西側を佐治川(現:加古川)が流れています。
此の佐治川(加古川)は毎年の様に氾濫する水害に、意春(先のブログ経塚を参照下さい)は由良庄の領主となった三木城:別所長治の叔父:重宗(後に但馬八木城城主)の子別所吉治の帰依を得て、市辺に内堤防を築き<十六丁畷の土木工事を行った。
成松とは加古川に架かる京橋や栄橋を挟んで東 500m付近の田園風景の中に市辺集落を護る様に延々と小さな溝には不釣合いの堤坊が続く。後世の村人の幸せを念じつつ法華経の経文を 一石に一文づつ記し・周りを石で囲う高さ1間・横三間四面の経塚を建立した僧:意春による加古川の叛乱による被害を避ける治水工事。
桜満開の時期でも此の十六丁畷・土塁の堤防を歩いてみようと思う人は居ないかも…東面には霧山・野山城への分岐ピーク(権現山)から城山トンネル上のガンジョウジ城へと高度を落とす丘陵尾根。南正面には高見城から穂坪城等が望まれる。
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