北条の宿 加西市
北条鉄道:北条町駅から北へ、北条の宿<加西市北条町北条>の町並を抜け奈良時代に建立された住吉神社・酒見寺を通って五百羅漢へ、その北方・県道23号に出て中国自動車道高架を潜ると北丘陵上には小谷城が在る。
加西市北条町は中世〜江戸時代には北播磨地方の中心的存在として、古くより山陽道・山陰道を繋ぐ西国街道の要衝に在って宿場町として、住吉神社・酒見寺界隈も門前町として栄えていた土地柄だけに、寺町や旧街道筋の通りには古い町並みが今も遺され、其の繁栄を誇り・贅を競い趣向を凝らした建物には卯建(うだつ)や虫籠窓を見せる町家が、宿場町の名残を残す。
江戸期の北条の町は町の形が飛んでいく雁の姿に似ている為「雁村」と呼ばれていたと云う。其の首の付け根からから翅の部分が現:西国街道”北条の宿”付近か?。緩やかにカーブする街道筋に沿った街並み。
塗屋造りの屋敷・千本格子や虫籠窓、卯建や職人の技が冴える漆喰の鏝(こて)絵を探してみるのも楽しみ。以前のブログに丹波:篠山市内のウダツの街並みに漆喰絵を探してみたことがあったが…。
木造り2階建て(屋根裏に設けられた部屋”つし”がある)・切妻造・棧瓦葺の平入りの町屋:高井家住宅は保存されている鬼瓦から推測される嘉永4年(1851)の建築で、主屋(母屋)と土蔵が平成18年3月国登録有形文化財に指定されている。一階部分に出格子・二階に虫籠窓と伝統的な外観を残す。【北条鉄道沿線散策マップ(北条町駅周辺)を参照】
加西市北条町は中世〜江戸時代には北播磨地方の中心的存在として、古くより山陽道・山陰道を繋ぐ西国街道の要衝に在って宿場町として、住吉神社・酒見寺界隈も門前町として栄えていた土地柄だけに、寺町や旧街道筋の通りには古い町並みが今も遺され、其の繁栄を誇り・贅を競い趣向を凝らした建物には卯建(うだつ)や虫籠窓を見せる町家が、宿場町の名残を残す。
江戸期の北条の町は町の形が飛んでいく雁の姿に似ている為「雁村」と呼ばれていたと云う。其の首の付け根からから翅の部分が現:西国街道”北条の宿”付近か?。緩やかにカーブする街道筋に沿った街並み。
塗屋造りの屋敷・千本格子や虫籠窓、卯建や職人の技が冴える漆喰の鏝(こて)絵を探してみるのも楽しみ。以前のブログに丹波:篠山市内のウダツの街並みに漆喰絵を探してみたことがあったが…。
木造り2階建て(屋根裏に設けられた部屋”つし”がある)・切妻造・棧瓦葺の平入りの町屋:高井家住宅は保存されている鬼瓦から推測される嘉永4年(1851)の建築で、主屋(母屋)と土蔵が平成18年3月国登録有形文化財に指定されている。一階部分に出格子・二階に虫籠窓と伝統的な外観を残す。【北条鉄道沿線散策マップ(北条町駅周辺)を参照】
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