JAZZマッチ・ラベル&ジャケット 1 名古屋

もう死語にも近い”JAZZ喫茶”と いま手を打っておかないと再起不能になってしまうレコードのジャケットの話…コレクターでもなく、JAZZに詳しいわけでもないが何時の間にか集まっていたレコード!!…55年ー35年前:通勤圏の京阪神や長期出張先で休日の時間潰し?や新幹線途中下車で立寄ったJAZZ喫茶のマッチ・ラベル集がファイリングキャビネッの中に眠っていた。
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阪神大震災以前に少しずつ持ち帰っていたため無事に残ったレコードだが再生装置が眠ったまま!!。マッチ・ラベルは汚れや変色が目立つものもあるが、昭和のレトロな想い出が詰まっている。マッチ・ラベルのJAZZ喫茶の現状は知らないが今も営業中なら奇跡かも?
【名古屋】MARINE HOUSE<中区大須2-22>地下鉄大須観音前に在った。
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A-TRAIN<中区金山2-8>市民会館向かい・香取名店街のエスポア金山ビル 1Fに在って、週2-3回ペースでLIVEがあった。マッチ裏面のオーディオ装置をみるとSP:JBL4550+2350+2482(ウエスタンホーン)+2420 アンプ:THRESHOLD… ターンテーブル:マイクロ SX777AIR…等
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店入口のサインボードに”JAZZ喫茶”を銘打つ店を殆んど見かけなくなった!!。時々寄ってみる「今どきの!?」洒落たカフェに、おやっ!!と耳を傾ければ音量を絞って流れているBGMがJAZZやJAZZ・Vocal。誰もBGMに聞き入る人はいないし、ベースやドラム・スティックで調子をとる間奏音さえ聞き取れない。
HUSKING‐BEE(ハスキング ビー)<千種区仲田2-13>仲田本通りの千種公園近く?アズマハイツ1Fに在った。フユージョンが主でジャイミングシュガー同様に女性好みの洒落た店:フリーブッキング(行ったと思うがマッチ無し?)共に姉妹店。
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ジャミングシュガー<中区錦3-21>東海銀行本店近く・アスタービルB1Fに在った。SP:gouss5842 JBL4560+2350 アンプ:accuphase C200+sae24001 ターンテーブル:マイクロ b1-71
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Maly popins<西区志摩町?那古野2-18>円頓寺?通り 葵会館1FにありJAZZとビデオの放映 SP:JBL+ gouss アンプ:accuphase (プリ)240+ (パワー)#M100x2 ターンテーブル:テクニクス 10MKⅢ
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東京オリンピック(1964年)前:街中を歩いていると結構アチコチに”JZAA喫茶”を見かけた。大概はビル街の路地を入り・人一人通れる細く暗い階段を地下か2階に向かう。店のドアに近付くと扉の奥の大音響が漏れてくる。暗い店内は正面のスピーカーに向かって黙って演奏に聞き入る人達。余りにも隔世の感がする。
STAR★EYES<千種区菊坂町3-4> 覚王山通りより菊坂を20m程のGハウスビル1Fに在った。毎週火・水・金の他随時LIVE有り…
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もっきんぽっと<中区錦3-17>サンプラザビル2Fにあった。SP:JBL #C-38 アンプ:デンオンxx ターンテーブル:マイクロ DD-7
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店のレジ・カウンター側にオーデイオ器機が並び、今:演奏されているレコードのジャケットが飾られている。JAZZ専門雑誌で採り上げられたレコード等は、お客さんからのリクエストも有って何処の店でもよく聞かされた。
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the CAT<中区錦3-13> 中央マンションビルB2Fに在った。SP:アルテックxx ターンテーブル:トーレンス TD126MKⅢ
マッチラベルにビリーホリディが レディ・ディの呼称で無用な説明不要の有名な不世出のジャズシンガー。
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レコード・レーベル ACE OF HEARTSの「The”LADY”SINGS」 Vol1-3から 黒人に対する人種差別とリンチにより虐殺された黒人が木に吊るされている残酷な様子を「奇妙な果実」の歌詞で告発するビリーホリディの代表的レパートリー。
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このレコード収録盤ではないが、Vol1内の曲Ⅰ "You'd Better Go Now" を試聴
        同…Ⅱ Strange Fruit(奇妙な果実)を試聴
KWANRANDO<中区栄2-9>地下鉄伏見を御園座方面に出て…伏見シティビルB1Fに在った。
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Jazz in LOVELY<東区東桜1-10>地下鉄栄駅北出口?!!・テレビ塔東・NHK/栄公園北 3:30〜LIVE有り
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LEFT ALONE
池下店<名古屋市千種区池下町1-17>ちさんマンション1Fに在った。SP:JBLパラゴン ターンテーブル:テクニクス SP10MKⅡ  錦店<中区錦3>ジョリービル6Fに在ったJAZZバー SP:JBL #4320 パワーアンプ:SAE #2600
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LEFT ALONEは静かな秋の夜にはピッタリ/日本人の感性に合う情感に溢れ哀愁を帯びビリー・ホリディへの惜別の情を切々と歌い上げるジャッキー・マクリーン(as)にマル・ウォルドロン(p)が絡みつく様に暗く切ない愛と人生の悲哀を表現する。
  映画「キャバレー」の主題歌だがTVのCMで馴染み
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”LEFT ALONE”はビリー・ホリデイが作詞・晩年のピアノ伴奏者:マル・ウォルドロンが敬愛する彼女に贈った曲。生前ビリーもよく歌ったとされるがレコード録音はなく、1959年ビリーが没した翌年:彼女を偲びレコード化した追悼盤。「私の心を満たす恋は何処にあるのだろう?…私は いつも淋しく一人で残される」
    (岩浪洋三氏のジャケット解説を参考に)  
 BETHLEHEM RECORDS 
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マル・ウォルドロンは勿論・ジャッキー・マクリーンにとってもビリーへの追悼の思いを込めた珠玉の名曲はBETHLEHEM・レーベルが誇るベスト・セラーとなりマル・ウォルドロンの代表アルバムとなった。YouTubeでLEFT ALONE参考試聴
 此のブログが好感をもって迎えられる様なら…少しずつ頑張って続けていこうと思います。

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