三寶寺 丹波市

ひかみ四季菜館から真南の高みに目立つ尖峰が望まれる高見城山は南北朝期の嘉暦2年(1327)仁木頼章により築かれた丹波最古の城の一つ。仁木頼章は室町幕府の管領を努め建武2年(1335)足利尊氏より 丹波守護職を任じられます。また天正期:明智光秀の丹波攻めに落城した最後の城主赤井五郎の黒井城の支城としても知られる城山です。黒田孝高(官兵衛)の兄で黒田城(西脇市)最後の城主9代目治隆を攻め落としたのが石原城主と高見城主の赤井五郎(荻野直政の甥)。
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高見城山への登山口丹波悠々の森にはアウトドアのレジャー施設や、以前のブログ(一旦廃止していた)で紹介していたレストラン”ベル・ピーマン”やロッジがあり、周辺一帯には幾つかの古墳群が点在しています。県道290号を柏原町柏原や大新屋側から新井神社前を直進する丹波悠々の森の入口の広い(空地?)駐車スペース前で分岐する左手が悠々の森へ、
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直進する目前に簡素な山門(四脚門)が見える。臨済宗妙心寺派三寶寺<丹波市柏原町大新屋>に静かな境内の紅葉観賞を楽しんできた。
    過去の三寶寺関連ブログ ↓ 
 紅葉の隠れスポット「三寶寺」  隠れ紅葉の名所13 三寶寺Ⅱ
 ベル・ピーマンと三寶寺の紅葉  
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高見城山登山口は”悠々の森”からが一般だが、三寶寺の仁木頼章(伝)墓所からも禅座坂(峠を北へ越えれば東鴨野城(家臣屋敷)・新井小学校)から尾根伝いに東鴨野城(高見山城の出城!!)を経て、悠々の森からのルートと合流して高見城山に向かう。

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