まちの駅たか 多可郡

喫茶「アヴォンリーハウス」・中央公民館(以前は村東山古墳の家型石棺が玄関に展示保管されていた)前交差点を北上する。奥中交差点を過ぎると岡山(160m)の低独立丘陵西麓を通る。御食事処・成実があり山上に中村構居がある。
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其の北側には”多可”郡の語源となった”あまんじゃこ<天邪鬼>の長石”の民話を伝えるモニュメントがある。此の主が多可郡のマスコットキャラクターたか坊”で、道の駅ではなく?まちの駅の駅長を務めている!!…が駅までは…も少し直進。
総合案内所側には駅長の”たか坊”が立つ
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山裾を捲き下り杉原川を渡るとアスパル(健康福祉センター)を抜け北へ約250m程で天田交差点南西角。黒っぽい小さな建物が”ふれあいセンター”(当初は此処が地場産野菜や特産品売店兼案内所だった)で敷地内南側に”まちの駅たか”<多可郡多可町中区岸上>があり多可町の観光総合案内所でもあり妙見山千ヶ峰等への登山連絡事務所ともなっている。
  中央公民館前に在った村東山古墳の(組合せ式)家型石棺
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天田交差点から北東方に量興寺や旧鍛冶屋駅舎が記念館となり往時のディーゼル気動車が保存され市原駅舎からの鍛冶屋線軌道の廃線跡は日本一長い遊歩道としてPRされている。多可郡は播磨風土記による高田(あげた)が名の発祥といい其の中枢・高田郷天田に白鳳時代に創建された多哥寺(多哥寺の塔心礎が遺る現:量興寺)がある。
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多可郡は兵庫の酒米山田錦の発祥地で”杉原紙”ともに情報発信拠点。杉原川流域の杉原紙(和紙)のほかにも名水の里として永正年間の播磨・備前・美作三国の守護:赤松義村が定めた播磨十水の一つ落葉の清水(現在:松か井の水)…等がある。八千代には有名になり過ぎた「巻き寿司」もあるが、此処にも”夢藏”さんの巻き寿司が人気で、忘れず買って帰る…   
大事な説明が抜けていた!!:多可は木材の町?加美中学校木造体育館はじめ”まちの駅たか”も森林林業緊急整備事業の多可町木造公共施設のひとつとして、酒蔵をイメージした外観か?、天井も高く・民家イメージの囲炉裏を囲むスペースも、タタキの土間と相まって和みの交流の場。販売コーナーを見て廻れば地場産の多さを再認識・もちろん山田錦の酒類陳列棚…、個人の手芸品販売スペースもある・平成23年4月末にオープンした。


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