コミュニティキッチン結良里 篠山市

コミュニティキッチン結良里<大山新>があり地元丹波へUターンして10年目。当初は篠山市西紀町のサークルに周一ペースで通い、サークルメンバーと一緒に行ったのが店オープン2年目くらいだったか、丹波市内のサークルに代わってからも・篠山との往復時に幾度となく立ち寄った店で、注文は決まって定食メニューの”とふめし”も昼過ぎには売切れ「白飯」だけになる事もあった。【閉店】
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とふめしとは、もともと此の地区での慶弔・法事や寺で行われる「講」等の集会時に振舞われてきた伝統の郷土料理で、茹であげた豆腐の水気をきって・解された豆腐に牛蒡のささがき・人参の千切り・油揚げ・魚缶の身を解したもの等を炒め・水気を抜いてパサパサした状態の具材を、
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炊き込んだ御飯に混ぜ合わせてあり、豆腐は一見柔らかな肉の感触!!。もっとも豆類は精進料理では肉に代わるもの…ですね。家庭用に少量で作っても上手くいかないらしくて、大きな窯で大量に炊くのがコツのようです。
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平成9年(1997)消費税5%導入後も物価高騰のあおりをうけ多くの店が値上げするなか、サービス内容を変えず低料金据え置のままで頑張ってこられた店は、地元のおかあさん達によって創成された”ふるさと起業家グループ?”で地元「大山郷づくり協議会」による運営で、元々JA大山支店内の一部を改装しての開業。
右端:民家横の橋を渡ると人気の木工クラフト作家が集いカフェ人気の旧保育園がある
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テーブル上には小さな器に小さな山野草が生けられ飾られていたのは・だいぶ以前から見かけなくなって久しいが色々と手作り小物が置かれていた。何時も見かけるお母さんも見かけなくなって、おかず・とふ飯の味付けから応対サービス…等々、リーダさんが代わると何もかも代わってしまったような気がする。消費税が8%となっては今まで通りの価格据え置きとはいかなくなったのでしょうが…価格もまた一気に高騰…数年後には閉店し別の施設に生まれ変わった?


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