兵主神社秋祭り 西脇市

秋本番を迎えて此の第二週目の連休には:各所の神社で秋の例祭が重なる。大型台風19号の接近に伴い、丹波市でも早々と「うまいもんフェスタ」・柏原藩織田まつりは中止されたが、神社例祭では神殿・拝殿で行われる神事だけは、境内・外での”奉納”等行事を中止する勇断は難しいところ…
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幸い11-12日両日は山南町の大歳神社青田の神楽舞:青垣町の翁三番叟、氷上町内尾神社の中野奴ふり等は無事執り行なわれた。ふとん太鼓屋台が揃う播磨地方の秋祭りも此の両日が祭礼日。秋祭りでイベント予定も今日ばかりはないだろうと、黒田庄フォルクスガーデンのNa-Sya買い物ついでに立ち寄った。
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途中に淡いベージュ?色ネルの腰巻に黒の兵児帯姿の練り子姿も見かけNa-Syaのママの話を聞いていたので、帰には車道分岐点の城山城麓に置いて南300m程の兵主神社へ。兵主神社は「ひょうすさん」と呼び親しまれる氏神で延喜式内社だが、「播磨国風土記」にも記載のない神社?のよう。
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今年のNHK大河ドラマ軍師官兵衛…黒田官兵衛出生地が黒田庄町との説があるなか「三木城別所攻め」の際、豊臣秀吉は播磨に二社しかない兵庫(つわものぐら)の鎮守として此の兵主神社に黒田官兵衛を戦勝祈願に代参させた古社。その奉納金で改築された拝殿は安土桃山時代の建築様式をとどめた貴重なもの。
    五七の桐社紋と茅葺拝殿
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古式のレッケイと呼ばれる神輿行列には、猿田彦を先導に神輿と4台の布団太鼓屋台等が参道を練り歩く。今年は午前中「軍師官兵衛」ドラマ放映に、秀吉の二兵衛とも両兵衛ともよばれたもう一人の名参謀竹中半兵衛が「播磨の官兵衛」関連シンポジウム等で繋がりを深めている三木市の甲冑倶楽部製作の手作りの甲冑を着ての黒田官兵衛公戦勝祈願甲冑行列が練り歩いたという…が知らず見逃した
    暫し休息もスマホ…で!!?
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大門から随神門前の通りは未だ祭礼の雰囲気と賑いの余韻を引き摺って、疲れた練り子連も最後の?太鼓屋台を担ぎまわしていた。華麗・豪壮な布団太鼓屋台には宵宮を布団屋台を煌びやかに照らした電飾が点っている。社紋に豊臣家の五七の桐紋が許されている事も特色かと…。


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