鹿場西城館 丹波市

12月上旬に春日町国領に行くことがあり序でに立ち寄った春日部荘の城塞群尉ヶ腰城 と柚津城を訪ねたが、再度:国領の進修幼稚園へ行く所要があり、夕刻まで近場の諸城塞を訪ねる機会を得た!!。
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柚津城の東方約1㎞地点・鹿場(かんば)にも妙高山山麓の北方へと延びる山間の幅狭い集落内の西丘陵沿いに流れる冷川が竹田川に注ぐ鹿場入口付近に鹿場西城館が、東側の丘陵南端付近には鹿場東城館が在る。
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共に城主等城史は一切不詳で、遺構も明確に残らず知る人も・まして訪城する物好きも殆どいないので、きっと不審者扱いされるのかも… 先ず鹿場西城館に向かい下地公民館付近・冷川に架かる鹿場小橋の西詰めから冷川沿いに北上し、民家傍から田圃境の堤防道を進む。  
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正面丘陵尾根筋東端に見えてくる墓地を取付きに向かう。以前に訪問済の取付き部の数段の田圃が分布図①以上に城館ぽい。城域に示される主曲輪以外は南拠り枝尾根の範囲には無く、そのまま東先端が冷川に落ち込む急斜面側に2-3段の極小規模な曲輪段があった。切岸も明確でなく主曲輪も同様で土塁・堀切等を観ない?。南側の竹田川や要衝監視より、曲輪位置からは東真近の東鹿場城館と呼応して丹波比叡とも呼ばれる妙高山神池寺への参道筋・鹿場の荘園監視の古城なのかも?。


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