紅葉愁嘆:岩滝寺 丹波市
今年(2014年)丹波市にも豪雨と土砂災害は凄まじい爪痕を各所に残している。五大山-鷹取山-五台山(ふるさと兵庫50山の一)から上鴨坂に至る丘陵尾根筋の東北方の市島町鴨坂や徳尾はニュースでも伝えられ、被害状況やボランティア活動も連日のように伝えられている。神戸ルミナリエの点灯式も終えたが、肉親や家屋を失った被災者だけの知る想いも重なるが、一日も早い復興を願わずにはおられません。
被災状況は写していないが境内もブルーシートで覆われている 鴨坂・徳御は御油新荘(氷上町)の鴨内から鴨坂峠を越えた荘外の公田を作り御油荘余田を語り国の課役に従わなかった為、公田を荘園として立券し(立券荘号…等を参考にしてください)賀茂神社に寄進された地であると云う。此の時代:既にこの地の地頭として余田氏が入荘している。詳細は省略するが、久下・足立・吉見氏等同様に源頼朝の挙兵に参戦・軍功に寄り来住の関東御家人。
国道・県道筋からも丘陵斜面に残る土砂崩れの爪痕には…余田氏の主城・余田城や登城口の宗福寺・周辺の上鴨坂城・徳尾砦や東山城館・余田西城等城塞群が近距離間に在り幾度か訪ねたが、遺構の現状が気にもなる。黒井城の霧海か黒井城各出曲輪等関連ブログの中で触れたかもしれないが、黒井城址から望む五大-五台縦走尾根間の愛宕山や鷹取山の西面も被害は大きかった様子。
岩陵と岩壁・露岩で覆われる峻嶮な山頂に在る香良城数年前から山城仲間のM氏を案内する予定が延び延びになっていた香良城の登城口としている岩滝寺から独鈷ノ滝付近の様子を見に行き洪水・土砂災害の大きさに驚いた。寺へ谷を渡る唯一の橋も流され鉄架の仮橋で繋がる。山門の脇板壁も谷側斜面の崩れで外されていた。取付きとしていた毘沙門堂への石段の細い参道も最初の石積部上から毘沙門堂・古蹟極楽坊跡の石垣積みの数段・数カ所に在った削平段は壊滅。直登は急斜面の谷間に大岩で埋もれたゴウロか、崩れた岩で進むルート判断も出来ない荒れたルンゼと化しており、更に上方へ向かうには危険な状況。
西岩山(香良城)と今年は見られそうにないが丹波の霧海展望台の五台山岩窟(毘沙門窟)より左寄りに西岩山(香良城)の尾根側トレースも岩滝寺側から様子を窺えないが足場が浮いて危険な状況とは思われる。寺より香良滝までに2-3カ所駐車スペースもあるが、簡易舗装舗装車道やコンクリート橋は捲れ上がり遊歩道も随所で切断し、谷筋を埋める大岩は一般登山者が対岸へ渡渉を繰り返すにも大儀。是よりは香良滝や浅山不動尊(此の先で五台山から鷹尾山への尾根筋に向かう急斜な登山道がある)、香良滝の上部にも更に高い不二ノ滝の音を聞きながら五台山への一般コースが有るが、岩滝寺とは谷を挟む対岸からは進入禁止。近年:紅葉の名所として入山料が徴収されていたが此の状況では…で今年は開放。五台山への登山で通り抜けるだけでも徴収されていた様なので登山ルートの改修はされるのでしょうネ?。未だ殆ど手付かずの状況ではあるが・・・
被災状況は写していないが境内もブルーシートで覆われている 鴨坂・徳御は御油新荘(氷上町)の鴨内から鴨坂峠を越えた荘外の公田を作り御油荘余田を語り国の課役に従わなかった為、公田を荘園として立券し(立券荘号…等を参考にしてください)賀茂神社に寄進された地であると云う。此の時代:既にこの地の地頭として余田氏が入荘している。詳細は省略するが、久下・足立・吉見氏等同様に源頼朝の挙兵に参戦・軍功に寄り来住の関東御家人。
国道・県道筋からも丘陵斜面に残る土砂崩れの爪痕には…余田氏の主城・余田城や登城口の宗福寺・周辺の上鴨坂城・徳尾砦や東山城館・余田西城等城塞群が近距離間に在り幾度か訪ねたが、遺構の現状が気にもなる。黒井城の霧海か黒井城各出曲輪等関連ブログの中で触れたかもしれないが、黒井城址から望む五大-五台縦走尾根間の愛宕山や鷹取山の西面も被害は大きかった様子。
岩陵と岩壁・露岩で覆われる峻嶮な山頂に在る香良城数年前から山城仲間のM氏を案内する予定が延び延びになっていた香良城の登城口としている岩滝寺から独鈷ノ滝付近の様子を見に行き洪水・土砂災害の大きさに驚いた。寺へ谷を渡る唯一の橋も流され鉄架の仮橋で繋がる。山門の脇板壁も谷側斜面の崩れで外されていた。取付きとしていた毘沙門堂への石段の細い参道も最初の石積部上から毘沙門堂・古蹟極楽坊跡の石垣積みの数段・数カ所に在った削平段は壊滅。直登は急斜面の谷間に大岩で埋もれたゴウロか、崩れた岩で進むルート判断も出来ない荒れたルンゼと化しており、更に上方へ向かうには危険な状況。
西岩山(香良城)と今年は見られそうにないが丹波の霧海展望台の五台山岩窟(毘沙門窟)より左寄りに西岩山(香良城)の尾根側トレースも岩滝寺側から様子を窺えないが足場が浮いて危険な状況とは思われる。寺より香良滝までに2-3カ所駐車スペースもあるが、簡易舗装舗装車道やコンクリート橋は捲れ上がり遊歩道も随所で切断し、谷筋を埋める大岩は一般登山者が対岸へ渡渉を繰り返すにも大儀。是よりは香良滝や浅山不動尊(此の先で五台山から鷹尾山への尾根筋に向かう急斜な登山道がある)、香良滝の上部にも更に高い不二ノ滝の音を聞きながら五台山への一般コースが有るが、岩滝寺とは谷を挟む対岸からは進入禁止。近年:紅葉の名所として入山料が徴収されていたが此の状況では…で今年は開放。五台山への登山で通り抜けるだけでも徴収されていた様なので登山ルートの改修はされるのでしょうネ?。未だ殆ど手付かずの状況ではあるが・・・
この記事へのコメント