又新舎・野山学校跡 丹波市春日町

青垣町佐治方面からは「御油」交差点を県道7号へ左折し加古川を渡る。橋の東詰めには丹波桜街道氷上・花回廊水分れモニュメントの小公園があり、西に桜並木の回廊を望み「桟敷」交差点で左折し県道285号を天王坂越えで春日町に入る。
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天王坂にはりくの森の案内板があり”忠臣蔵”で知られる大石良雄の妻りくが侍従:寺坂吉衛門と京・山科を発ち豊岡の実家に戻る途中での伝承を残す。天王坂を降ってくると船城神社・三叉路を南へ右折し野山城の東北山麓にある教覚寺の境内に石碑が立ち、近くの車道傍に石を抱く立木を見るが野山古墳の一墳だろうか?。
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境内に立つ又新舎・野山学校跡の碑には船城小学校開校百年記念(昭和49年?)建立とあり、嘉永4年(1851)此処:教覚寺に生まれた村上専精(本姓 広崎)の生誕地碑と顕彰碑が立つ。昭和4年(1929)没したが明治・大正期に高等教育の充実に尽力された教育者・仏教史学者で東洋高等女学校(現:東洋女子高等学校)創設者<明治38年(1905)>、1917年:東京帝国大学印度哲学科の初代教授に就任。京都:大谷大学学長(1926-28)を務められ真宗大谷派の僧籍にあった。(wikipediaを参照)
        稲荷古墳:ヤマザクラは旧春日町指定天然記念物
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長王城(長見城)の南麓の田圃・畑地には長盛小学校跡の石標柱が立てられていたが…長王城(長見城)の在る低丘陵部西麓から北山麓に向かうと今年は見忘れたが、稲荷古墳の三枚の天井石の端の大きな石を抱くように立つヤマザクラがある。


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