旧来住家住宅 西脇市
R427号の西脇小学校前を西に約300m程で童子山交差点。此処を左折し総合市民センター側を喃した。童子山公園をトンネルで抜けて下る車道が豊川町五差路交差点に出る右手に旧来住家住宅西脇情報未来館21(播州織…等の情報発信基地!!)・梅吉亭と旧来住家住宅<西脇市西脇>が敷地内に在る。
右手に情報未来館と梅吉亭・左に來住家屋敷門 童子山南麓には西脇市出身の画家横尾忠則氏が題材としたY字路の数箇所ある。梅吉亭・旧来住家住宅の屋敷門前には鯉が放されている疎水が流れ、数年前までは残っていた舟形屋敷?(2009年のブログには画像あり)も、残念ながら舟形先端部は撤去され空地(駐車場?)になっている。
2F(烏の墨絵襖絵がある)より煉瓦積みの貯水槽旧来住家住宅は母屋は大正4年に起工され大正7年(1918)・洋館は昭和12年(1937)竣工された文化庁登録重要有形文化財。隣接するカフェ梅吉亭の店名からも此処は来住<きし>家当主で旧西脇商業銀行(神戸銀行に併合)発起・播州銀行西脇支店長に就任した銀行家の来住梅吉氏宅。
来住城の小野來住氏についても、西脇來住氏についても史実資料の情報不足…西脇來住氏一族の菩提寺:観音寺(西脇小学校の西方)を訪ねたが住職も県外から…過去帳等の検証資料もなく得られる情報は少なかった。…が西脇市に於ける來住氏の名は播州織の歴史の中に(観音寺顕彰碑にも播州織元祖と謳う…、播州織については童子山公園内にも來住兼三郎氏の頌徳碑が建つ)・西脇町長(市長)にも來住家(姓)の活躍は目立つ。
三木合戦後開城後の小野來住氏が篠山藩や姫路藩等に召抱えれた来住一族の後裔かは詳細不詳です。梅吉氏が小野・西脇來住氏の後裔なのか?、加東市付近?の別系!!來住氏か…不詳だが当館のボランテイアガイドさんによるWeb等での個人による調査では小野來住家の後裔とも考えられるらしい…?。
旧来住家住宅は:今となっては用材入手が困難・不可能となっている当時最高級の用材・釘は1本も使用せず芸術的価値のある最高の技術が用いられ、再現するに困難な贅を尽くした豪邸は高級民家の中でも特に優れている。來住家より市に寄贈された時点より、柱や床板一枚にも現状までに綺麗に整備された状況をみると、住宅内部公開に向けて清掃・補修等に携わられたボランティアの方々へのご苦労にも感謝です。
和洋折衷様式としての特記は水道のなかった時代!?煉瓦造りの貯水槽…浴室のタイルや石造りの洋式洗面台・洗髪用のシャワー等は輸入品。仏壇の天井は放射状に拡がり御光を表わした桟など見えないところにも凝った手法が用いられ仏壇の欄間もまた・仏様への”御供え物”の野菜果物の彫刻が座敷欄間の菊も見事。
離れ!?座敷の欄間には中国では幸せを呼ぶと云う蝙蝠が縞柿にリアルに彫刻され・目は黒珊瑚が埋め込まれ、反対側のホトトギスともに画像でよく紹介されています。書院窓に嵌め込まれている松葉の欄間の細工も美しい。座敷や離れの彫刻は姫路の彫物師:市川周道の手によるもの。旧來住家住宅では書道・絵画等作品展や時にライブ演奏等が行われるが、今回はシャドウボックス(数枚の同じ絵柄を部分的に切り抜き、重ね合わせて絵を立体的に仕上げる3Dアート)展。丹波市の植野記念美術館に続いて此処での展示を覗いてみた。

右手に情報未来館と梅吉亭・左に來住家屋敷門 童子山南麓には西脇市出身の画家横尾忠則氏が題材としたY字路の数箇所ある。梅吉亭・旧来住家住宅の屋敷門前には鯉が放されている疎水が流れ、数年前までは残っていた舟形屋敷?(2009年のブログには画像あり)も、残念ながら舟形先端部は撤去され空地(駐車場?)になっている。
2F(烏の墨絵襖絵がある)より煉瓦積みの貯水槽旧来住家住宅は母屋は大正4年に起工され大正7年(1918)・洋館は昭和12年(1937)竣工された文化庁登録重要有形文化財。隣接するカフェ梅吉亭の店名からも此処は来住<きし>家当主で旧西脇商業銀行(神戸銀行に併合)発起・播州銀行西脇支店長に就任した銀行家の来住梅吉氏宅。
来住城の小野來住氏についても、西脇來住氏についても史実資料の情報不足…西脇來住氏一族の菩提寺:観音寺(西脇小学校の西方)を訪ねたが住職も県外から…過去帳等の検証資料もなく得られる情報は少なかった。…が西脇市に於ける來住氏の名は播州織の歴史の中に(観音寺顕彰碑にも播州織元祖と謳う…、播州織については童子山公園内にも來住兼三郎氏の頌徳碑が建つ)・西脇町長(市長)にも來住家(姓)の活躍は目立つ。
三木合戦後開城後の小野來住氏が篠山藩や姫路藩等に召抱えれた来住一族の後裔かは詳細不詳です。梅吉氏が小野・西脇來住氏の後裔なのか?、加東市付近?の別系!!來住氏か…不詳だが当館のボランテイアガイドさんによるWeb等での個人による調査では小野來住家の後裔とも考えられるらしい…?。
旧来住家住宅は:今となっては用材入手が困難・不可能となっている当時最高級の用材・釘は1本も使用せず芸術的価値のある最高の技術が用いられ、再現するに困難な贅を尽くした豪邸は高級民家の中でも特に優れている。來住家より市に寄贈された時点より、柱や床板一枚にも現状までに綺麗に整備された状況をみると、住宅内部公開に向けて清掃・補修等に携わられたボランティアの方々へのご苦労にも感謝です。
和洋折衷様式としての特記は水道のなかった時代!?煉瓦造りの貯水槽…浴室のタイルや石造りの洋式洗面台・洗髪用のシャワー等は輸入品。仏壇の天井は放射状に拡がり御光を表わした桟など見えないところにも凝った手法が用いられ仏壇の欄間もまた・仏様への”御供え物”の野菜果物の彫刻が座敷欄間の菊も見事。
離れ!?座敷の欄間には中国では幸せを呼ぶと云う蝙蝠が縞柿にリアルに彫刻され・目は黒珊瑚が埋め込まれ、反対側のホトトギスともに画像でよく紹介されています。書院窓に嵌め込まれている松葉の欄間の細工も美しい。座敷や離れの彫刻は姫路の彫物師:市川周道の手によるもの。旧來住家住宅では書道・絵画等作品展や時にライブ演奏等が行われるが、今回はシャドウボックス(数枚の同じ絵柄を部分的に切り抜き、重ね合わせて絵を立体的に仕上げる3Dアート)展。丹波市の植野記念美術館に続いて此処での展示を覗いてみた。
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