おにぎりと野菜のレストラン 千華 丹波市

旧県道77号は川代峡谷に添ってJR谷川駅前を通っていたが、現在はJR下滝駅の西で90度左折し踏切を渡り篠山川を渡り東山(太田城<鍋倉城>)麓を迂回する。篠山川に架かる太田橋西の川辺:竹藪付近には「たんばのむかしばなし」に蒐集されている嫁ヶ橋の伝承がのこる。直進して旧県道77号の交差点に合流。北へ直進するか・右折市直ぐ山裾沿い(パレット扱所横)車道が目的地に向かうが…。
     千華(正面に大河城・遠く南に鍋倉城のある東山を望む)
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太田川流域左右に田畑をあつめ周囲の山麓沿いに民家が散在する長閑な里山の高台から正面に東山の山容を望みながら、暫し都市部の喧騒を離れ?(BGMにJazzが流れていたが、いままで知っている何処の店より音量が高かった!!…尤もJazz好きな私には嬉しいが)。喧騒を離れて…とは別の意味で時の流れを忘れ…食事も楽しめるおにぎりと野菜のレストラン千華が昨年(2014年)末にオープンしている。
  千華のウッドデッキから(上記画像説明に同じ)
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カフェには東側の林道然とした丘陵沿い車道が直接繋がるが初めてだと駐車場が判り辛いかも?。現:県道77号への分岐点を北に入る車道を道なりに進むと左手奥の高台に赤い屋根(此処だけなので見当がつく)の民家を目指すだけ。店への導標も設置されているので、農村部の狭い車道を走るのは昔の風景を懐かしむ人にも、珍しい風景と映る若い人にも感慨が湧くかも…?。
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地区道から鉄道枕木の店表示が無ければ石段坂道を下る先に見える、平屋建ての小さな赤い屋根の普通の民家!!?が其れとは気付かないかも。引き戸を開けて入店する正面のフロントに掛かる商標!?暖簾にはSENKAの店名と枡の四隅に描かれているのが下部に「丹波篠山 いくた農園」と染め抜かれた自農園栽培での自慢の
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4種で、袋入りのチョッと小ぶりな「太陽のトマト」や稲穂の自家米が販売されている。さや付豆は丹波黒枝豆で来月には解禁され此処に並ぶでしょう。Iターン者による有機農業やカフェ経営での活躍も目立つ。山南町にも西神戸からIターンされている古民家カフェ恐竜楽楽舎がある。
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2012年TV「人生の楽園」の取材・紹介されているが千華さんも篠山市の有機栽培・無農薬「いくた農園」のオーナー夫妻が、丹波市の平屋建古民家をリノベーションされたカフェです。暫く待って案内されたのは一席しかなかった掘りごたつ式テーブル席…妻は膝が弱いので良かった。テーブルは畳間と南に面した縁下(えんげ・廊下)に二人席・4人席が6-7席。南側にはウッドテラスも利用でき、天気よく風のない日には解放感も最高。
  店入口・ウッドデッキ側に生っている太陽の?トマト
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お店のコンセプトは名刺のトップにあるように”訪れる人に驚きと笑顔と感動を”…です。四季折々の周囲の環境・店の雰囲気と居心地・味覚…等々を自分なりに受入れ楽しめれば…
本日の千華おにぎりランチメニュー「お品書きから」は、フロントの掛かる商標!?暖簾に描かれている自家農園栽培自慢の4種の一:太陽のトマトと海藻のサラダ(野菜の量たっぷり!!は嬉しい)に自家製ドレッシングをかけていただく。・季節のポタージュは勿論:こだわりトマトで(旬の食材が使用されるので次回は自家農園自慢の4種の一:蕪<フルーツカブラ>のポタージュも味わいたいものですね)。
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・有機肥料で育てた拘りの米と玄米は一切具材を入れず、素材のお米だけの美味しさを赤穂の塩を使用し、明石の焼き海苔で巻いた味を噛みしめる。・ホッコリじゃが芋としいたけの御味噌汁。ポタージュが出て御味噌汁まで…嬉しいですね。・ワンプレートには千華の夏のかき揚げを天つゆで…、・こだわりの逸品が付く。特別栽培されている夏の枝豆(黒枝豆だはないが入手不可能<笑>!!…とある)。・卵も拘りのふわふわ出汁巻きに魚フライ。
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・小鉢の三種盛(自家製糠漬け・おばあちゃんの一品<きゅうりの浅漬け!?・発祥の地 黒大豆の煮豆>…とあった。黒大豆の発祥地が篠山市かは知らないが、粒が大きく・味良く皮が剥げない特徴がある本場が西紀町の川北・川北黒大豆を元に八上城下の波部黒…篠山藩の特産品は将軍への献上物となり全国的に知られることになったもの。川北を北に進むとトンネル(丘陵上には西谷城が在る)を抜け出た所に黒豆の館(旧ブログではランチやバイキングを紹介していたが…)が在る。



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