丹波八宿 青垣の秋 2015

青垣町は”空の町?”、パラグライダーがテイクオフする岩屋山山頂・加古川傍の田圃のランディング場もイベント会場からは近いが、今日ばかりはセーリング中のパラグライダーを見掛けない?…というより、空を見上げる事もない…昨夜から:そぼ降る雨は止む気配もない。
    飛脚リレーのチームの最終ランナーを待ち侘びる人々
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R427号「小倉」交差点の南・加古川沿い青垣町佐治の旧メインストリートには但馬路を示す古道標がたつ。例年11月3日(文化の日)には丹波紅葉三山の高源寺山開き・熊野神社のはだか祭りがあり各シャトルバスが運行され、紅葉鑑賞と丹波の奇祭!!文化が楽しめたのだが8日に延期された。
     宿場町風情が残るイベント会場:飲食用テーブルは懐かし写真も飾られる
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幸い大降りにはならなかったが終日愚図つく雨模様。しかも東に約300m程・市役所青垣支所内住民センターで開催されている文化祭の当日はクラブやサークル活動の成果発表?的なステージもある様で、和菓子出店の手伝いがなければ妻も誘われて出場?、
      「きくがした橋」から雨に煙る岩屋山方面
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当日ボランティアガイドの一人もツアー終了後は2時半頃からの手話歌や寸劇?出演のため住民センターへ向かわれていた。八宿祭のメインイベントの宿場町飛脚リレーは雨天の為か例年より早い時間にスタート、地域活性化等活動に取組む大学の地元スタジオ内や屋台・地元高校生・商工会女性部・
   朝倉家(養蚕農家)内部は仕事場居間を一つにした三間取りの古い手法の民家建築
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自治会・婦人会らが出店の食事や飲み物・手作り品や丹波この地の特産品(あまごの塩焼き・古民家を借りての丹波布展示や糸紡ぎ実演)や弁当・軽食の屋台等が並ぶバザー出店を見て廻るのも楽しみ。青垣青年部のリアル紙芝居:今年は丹波のむかしばなし…から「遠阪峠のひだる神」のおはなしです。舞台前の広場横には:むかしの懐かしさが甦る様な!!?屋台に玩具・遊びのコーナーも。
   「リアル紙芝居」は丹波むかしばなし”遠阪峠のひだる神”
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ボランティアガイドと巡る「宿場町 佐治」は以前と同じコースでの青垣町歩き。佐治生まれの儒学者:小島小斎ゆかりの神楽川板橋と其の碑、メイン会場側の「ツバメや」さんも300年以前の堅牢な江戸時代の豪商(平入の玄関を入ると珍しい三和土(石灰・にがり・真砂土の混合)敲きの土間。「ツバメや」さんの別邸が最後に訪れる竹西亭で小島小斎の私塾跡。
 歴史散歩ポイントの一「竹西亭(小島小斎が豪商の別邸を私塾として開校した)
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 【参考】丹波聖人 小島小斎は但馬聖人と呼ばれた池田草庵(養父市八鹿町 宿南城近く青渓書院を開塾)とは青年時代からの友人で、柏原藩後期織田家4代藩主(信貞・信敬・信民・信親)に仕え、信親の頃の地位は家老の上にあって藩政改革を推進・尊皇佐幕が対立した藩論には勤王に統一し、大きな混乱もなく明治維新への道を示している。
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