いしやカフェ 丹波市

県道7号”みちの駅あおがき・丹波伝承館”手前のY字交差点を左折し、交番前交差点から佐治宿イベント基点の来楽館(佐治地域自冶協議会)・衣川邸前へと町家・旧家が並ぶ宿場町の情緒を残す風情が続く。「いくの・やまみち」を示すT字辻の石道標の”但馬街道”へと右折し約30m程にいしやカフェ<青垣町佐治>がある。
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【2018年春に閉店】店の東側路地奥が妙法寺:(小島省斎の墓所があり・足立遠政の下屋敷跡。ご住職:竹内氏による足立氏系図の研究は青垣図書館にも寄贈され閲覧できるので参考にしている。いしやカフェは佐治商店筋の空店舗となっていた町家を「関大佐治スタジオ」が管理する店の一だが、佐治倶楽部の会員となって
       正面奥のコーナ部に但馬への石道標がある
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1年半前程で開店されている。引き戸を開けて入る店内はタタキの土間に羽釜を置く土レンガで自作されたものか?”おくどさん”が設えてある。学校で使用されている椅子が置かれた四人掛けテーブルが二つ。一つは今日此処に出店されるカラーセラピー(タロット占いコーナーも)の席らしい。板場から二階に上がる梯子状?の狭い木の階段だけが真新しい…と思っていたら利用者はあるらしい!?。
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日替ランチはカレーとハッシュドビーフ、ランチの後は珈琲と手作りケーキで…焙煎された豆は一種だけらしいが希望により手挽きコーヒーミルで挽きたて豆の香りが楽しめる。丹波市の作家らによるカップが棚に並び・好きなカップを選んで飲むことができ、客席は堀炬燵式の長方形板敷・テーブルとなる天板には 
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囲炉裏が切られ、確り白くふかふかした感の木灰が敷いてある。囲炉裏を囲こむ距離感も近いので、知らないお客さん通しでも話題をつくり、和気合い合いに談笑出来る雰囲気ある。平日の週3日営業の”いしやカフェ”…だが店名とは異なる「コミュ二ティな:癒やしカフェ」…囲炉裏付き大テーブル席には先客の女性が二人…。
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頂いたポストカード?(チラシはがき?)からお一人は北播磨・隣接の西脇市から毎月第三火曜日:此のカフェに定期に出展のセラピスト「SUNNY PLACE」M嬢のカラーセラピーのサロン日だった。例年旧佐治宿を会場に実施されている「丹波八宿・青垣の秋」<八宿まつり>イベントにもアロマセラピー…等お仲間同志で出店されていたような?。
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も一人はグラフィックデザイナー「moon phese」”かおり”さん。イシヤカフェのママとは読み名も同じ。お二人はイベント等に…K嬢は「似顔絵」でコラボ出店されることも。其のカンバスが厚手和紙の杉原紙
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古代より公家に用いられ・中世武士階級の公用紙として全国20ヶ処程で生産されるようになり杉原紙の原産地がどこなのか不明だった様。大正期には生産者もなく[幻の紙]ともいわれたが、和紙研究家により「播磨杉原」が其の発祥地であると云う(Wikipedia参照) 

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