がんこ 三田の里 三田市

創業時より続く寿司・和食「がんこ」は関西圏と関東圏(一極集中の首都圏とは呼びたくない!!…)に60店舗?以上を展開するチエーン店。なかでも三田の里の他和歌山・岸和田・京都・池田・宝塚等に遺る「お屋敷」を高級料亭風?にリノベーションされたお屋敷がんこがある。
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阪神間で見掛けるチエーン店「がんこ」のサインボードを三田市内の国道沿いに見掛け立寄ってみた。その後も冬場・夏場と時期を変え今回で幾度目かのがんこ 三田の里<三田市大原>いつもの気さくな「がんこ」チエーン店とは一線を劃す「お屋敷がんこ」は田園風景を前面に・背後は丘陵裾の閑静な中:
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長塀に囲まれた内には数棟の建物・うち母屋の一際重厚な屋根下の壁は黒漆喰…という豪壮なお屋敷大原邸の重厚な門を潜り玄関に向かう。旧ブログには大原邸で店名を伏せて紹介していたが純和風レストラン「がんこ三田の里」として改装され:その前も料亭だった所。
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門の側に「大原邸」の案内板からは鎌倉時代の文永年中(1264-75)此地を領有し来住した、紀伊国近衛家の公卿で、大原城を築いた藤原(大原)上野守宗隆を先祖とする後胤のお屋敷だった。(西勝手口?に大原の表札が…) 大原城主・大原氏の居館であったかは不詳だが、邸内の庭を囲む様にL字状の各室が並ぶ。
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慶事・法事や種々接待・宴会用のテーブルや畳部屋もあるようだが予約は10%増し…。大広間の窓際に一列:庭を目の前に眺められるカウンター席なら予約不要。平日は年配の婦人の女子会?・夫婦連れ利用者・夏休み中なので子供連れ女性客も多い。四季の庭を観賞するため、庭園に出ることも出来るらしい!!?が
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…此の時期・冷房の効き過ぎる部屋から・灼熱の庭に出てみよう…の気にはなれずがんこ 大原の里を出て、大原城のずっと手前・大原邸近くの大歳神社(室町末期の様式を遺す県指定重文だが、以前まで樹皮をつけたままの古式の黒木鳥居は取り除かれている様。再起される様子が見えず惜しい。
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背後の丘陵部に天神の尾城があり前回・今回ともに寄ったが曲輪は荒れ・崩れ旧態は維持されていないが堀切土塁は必見の明確な城遺構。大原氏本拠:大原城の西・北面を天神の尾城・東北面は千ヶ坂城の支城が護る。大原邸は天神ノ尾城間近に在り其の居館だったか?、大原氏の下屋敷だったのかも知れません…!!?ネ。


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