山ノ神城2 丹波市

足利幕府による初代丹波守護職となる仁木頼章が嘉暦2年(1327)築城し拠った 高見城(佐野城)は、丹波でも最も古い城だが展望の良さから登山対象の山としての人気が高く、登山口は悠々の森入口に広い駐車場もある。
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ベルピーマンへの営業中:入口を示すサインボード(現:ハンバーグ・BBQ店に変わったが…)は高見城への林の中の道を示す…が南へ直進する道を進む:県道291号線だが「山ノ神池」側を通り徒歩でも道は荒れ嶮しく尾根近くは雑木藪で踏み跡さえも消えいる様な道。尾根・峠を越え石戸集落から山南町側へ出て再び県道291号線
           主郭と北面の帯曲輪
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…に繋がる。県道291号は悠々の森公園駐車場から大新屋ー新井小学校前から北へ…北山から背後の尾根の切り通し?道を田路から母坪へと稲継(穂壺城)側でR175号に接続する旧街道。高見城周辺に築かれ防禦を補強する城砦群の一つに
          虎口曲輪(西面)から主郭
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山ノ神城が築かれ、東鴨野城と呼応して高見城への東入口を堅め、且つ山南町谷川・石戸から峠を越える街道の通行監視を主に任に応っていたものか?。山の神城については先に2012年ブログで既に紹介済ですが…再訪ついでに再度アップ。
          東曲輪の切岸と堀切
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超マイナーな城は知名度さらになく:いまだWeb等に訪城レポートを見ない。極小規模の砦の様だが、なかなかどうして…!!。狭い主郭は西・北・東に1‐3段ばかり小曲輪を廻し、尾根続き2‐30m程の平坦地形を挟んで切岸下空堀?状と
         Y字状竪堀
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土橋付二本の堀切がある。此の二本の堀切は南側斜面をY字状に繋げて一本の竪堀となり落ちる。更に3-4本が連続する畝状竪堀となり山ノ神池方向に落ち、石戸から越えてくる・または石戸への街道へ廻り込む敵に対する防備施設の様。
        畝状竪堀群<5条>
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