別府構居 加西市

内藤家屋敷のある満久から東へ走ると県道24号 (河内町)からの県道79号に出て南下すると県道371号の｢加西別府｣交差点で合流する。加西別府交差点から南下する県道79号を約180m程に進むと光福寺がある。

山門から西向かいには直ぐ前方に5-6軒の民家があるだけで周囲には圃場が拡がるだけの周辺が別府構居らしい。一部発掘調査(1993‐94年)が実施され須恵器･土師器･磁器等の出土品により平安時代から鎌倉時代までの構居跡であるとされるが
　　　別府構居近くの光福寺

玉野構居(加西市玉野)と同様に土師器・須恵器・掘立柱・土壙溝 ・井戸・堀…等が出土していても、城砦施設としての別府構居遺構が発見されたかは未確認!!!?。発掘調査後は埋め戻され、中世期頃の構居跡かは不明。

別府構居は発掘調査によると鎌倉時代迄の構居跡?らしいが、天文2年(1533)金鑵城を落とした別所氏幕下:別府九郎衛門?の築城と云う。別府城の別名も蒐集したがデータ源や情報元・人物像についての内容確証も不確か。