愛宕祭り「造りもの 2019年」 丹波市

宿場町風情が残る氷上町成松の商店筋の一軒に古民家再生事業で改築中の家をみる。和菓子洋菓子の老舗店もある「甲賀山麓一帯で開催される成松愛宕まつりで暑い夏の最後の夜は、加古川(旧佐治川の丹波市役所本庁舎・植野祈念美術館間)の
  プラトレー等一式のトイ・ストーリー
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河川敷から水面に映し出される大輪の花火を見てみたいと思う…が大正期から続く花火大会でイベントを終える。甲賀山(170m)南麓に火難除け・五穀豊穣を祈願し、京都愛宕神社の分霊を遷移された愛宕神社が祀られる。
       祝儀袋や水引等一式の恵比寿・大国天
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愛宕まつり(8月23-24日)では成松町内十数ヶ所の個人宅・自治公民館等を会場に奉納される”造りもの”は元禄年中(江戸中期)より360余年に亘り引継がれてきた愛宕神事でもある伝統行事だが起源・謂われ・行事内容は不明と云う。
        例年:重量感タップリの戦艦等労作を奉納するXX町
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「造りもの」奉納は全国にも数少ないが残されている所もあるよう!!?だが其の材料に日用品の食器・金物・陶器や祝儀物の熨斗・扇子等用品が使用されるが、ただ:一種類の材料だけを使用するのが約束事、伝統ある独特の「造り物」は
        木の皮・苔…等植物一式の[亀に乗るミニオン]
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年毎の話題性を加味し創意工夫して町単位に製作されます。今年(2019年)は令和元年…だけに新元号発令/皇室関連…を題材に採り上げた作品が目立った。何時もながら広い工場車庫?内いっぱいに大作を飾る関大の学生さん達による作品だが、
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今年は作品にストーリー性を持たせようと二日間の会場内展示物を、夜中の内に作り直す大技…の作品は絵本「はらぺこ あおむし」・初日はらぺこあおむしは一晩で成虫のトンボになっていた。トンボの材料は夥しい菓子・化粧品…等々の紙箱・紙パッケージから成る。例年夕刻には作品を解体・使用材料は子供達に与えているが今年ばかりは「お菓子の空箱」を貰っても…ね
  前日の「あおむし」頭部には触手?・翅(はね)も生えて・・・
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         陶器一式の二重橋
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