宵田城 Ⅰ「登城」 豊岡市日高町
今回の宵田城(南龍城)は先にUPした水生城・竹貫城と同様:2012年春の初登城以来だが往時:現状ではとても取付く気にもならない鬱蒼とした藪の中に埋れ続く旧道を辿り、主郭の土塁線・遠く陽春に輝く神鍋山・三川山方面の残雪の稜線を望んだこと、北面の石垣…城域最西端の土塁を挟む二重堀切…竪堀・土塁・本丸南と北の虎口…等々、往時の遺構を思い出しながら一日掛けての探索。
登城口は発電所・鹿島神社前から…
しかし北に東にと尾根筋に延びる城域は、往時には想像も出来なかったが大規模城郭の片鱗を垣間見た。宵田城(南龍城)は城山山頂(標高154.7m)に本丸が築かれている。山裾には蘇武岳・神鍋山を源流とする稲葉川が本流の円山川には直近の凡そ500m程で合流できるが、此処で90度!!南へ流れを変え大きく迂回する。地図上からは稲葉川右岸を宵田城山麓を北・東・南へと城域山裾を取巻く自然の濠となって円山川へ注ぐ。
城域山麓の三方を濠として囲む稲葉川から主郭を望む主郭から望む稲葉川から円山川へ弧を描き流れる様子は増水の逆流で氾濫するのを避ける為の背割り堤防にも見える。直接宵田・江原を抜け円山川へ抜けるのが自然!?なのだが、濠として・運河としての人為的な治水工事と推察できるが一寸出来過ぎ…!?。神鍋山(死火山)からは北の久斗ー北東角の宵田ー東の岩中の登山口(鹿島神社)付近まで地形図に見る左岸の状態からは、
主郭鉄塔付近から落ちる竪堀を散策道直下から見上げる城山東北麓の曲輪群(土留め・石垣積3-4段ノ広い曲輪群)や登城口の神社前付近までは川筋を引込んで運河として使用していたとも…!!?。神鍋山からは遠く離れ過ぎとは思うが自然の護岸工事地形が溶岩なり溶岩流に関連するものか地層:地質研究の方の見解を知りたいところです!?。
散策道:最後は二の丸へ 更に主郭南虎口・土塁虎口を主郭に入る
宵田城跡へはR312号線沿い西にJR山陰本線踏切りを越えた南東山麓の岩中地区の公民館に駐車させてもらったが、土地勘があればxx工場の南側角から直進する幅狭い車道が秋葉川を渡った川向い左に岩中水力発電所・右に鹿島神社の間の広い駐車スペースが利用出来そうです。鹿島神社側に車止めがあり此処から城山公園遊歩道が山上の宵田城主郭まで通じている。
北郭から日高燗鍋高原ICの北「祢布城」上を祢布(にょう)トンネルが抜ける主郭の南土塁虎口を入った左手(南西)にも土塁が延び側に送電線鉄塔が建つので其の保守・巡回点検用の専用道路がニノ丸からの南尾根段曲輪群の下方付近まで上がってきている…と思っていたが、城址は「城山公園」として旧登山道は廃道同然!?、代わって山頂から山腹一帯まで木が伐採され遊歩道も良く整備されている…と云うより三の丸付近まで訪城の為の車道にする予定だったという。
二の丸から切岸高い本丸を望む旧道は途中にも曲輪跡を見て遊歩道に出るのだが…。次の旧道からは完全な藪の急斜面なので此処は避け遊歩道を主郭・二ノ丸まで進んだ方が良さそうです?。藪の踏み跡伝いに竪堀を見て南端?曲輪にのると後は大小曲輪群(5-6段)が続くが曲輪内は下草藪と雑木・更に竹藪は倒れ朽ちた竹材、鬱蒼とした矢竹と雑木の藪を分け・おまけに急峻で高い切岸の曲輪を越すのに難渋する。一段高い切岸下で竹薮が切れ西端に城山登山遊歩道が上がってきている。
(但馬の城/Wikipedia/兵庫県の中世城館・荘園遺跡/ 郷土の城ものがたり-但馬編 を参照)

登城口は発電所・鹿島神社前から…
しかし北に東にと尾根筋に延びる城域は、往時には想像も出来なかったが大規模城郭の片鱗を垣間見た。宵田城(南龍城)は城山山頂(標高154.7m)に本丸が築かれている。山裾には蘇武岳・神鍋山を源流とする稲葉川が本流の円山川には直近の凡そ500m程で合流できるが、此処で90度!!南へ流れを変え大きく迂回する。地図上からは稲葉川右岸を宵田城山麓を北・東・南へと城域山裾を取巻く自然の濠となって円山川へ注ぐ。
城域山麓の三方を濠として囲む稲葉川から主郭を望む主郭から望む稲葉川から円山川へ弧を描き流れる様子は増水の逆流で氾濫するのを避ける為の背割り堤防にも見える。直接宵田・江原を抜け円山川へ抜けるのが自然!?なのだが、濠として・運河としての人為的な治水工事と推察できるが一寸出来過ぎ…!?。神鍋山(死火山)からは北の久斗ー北東角の宵田ー東の岩中の登山口(鹿島神社)付近まで地形図に見る左岸の状態からは、
主郭鉄塔付近から落ちる竪堀を散策道直下から見上げる城山東北麓の曲輪群(土留め・石垣積3-4段ノ広い曲輪群)や登城口の神社前付近までは川筋を引込んで運河として使用していたとも…!!?。神鍋山からは遠く離れ過ぎとは思うが自然の護岸工事地形が溶岩なり溶岩流に関連するものか地層:地質研究の方の見解を知りたいところです!?。
散策道:最後は二の丸へ 更に主郭南虎口・土塁虎口を主郭に入る
宵田城跡へはR312号線沿い西にJR山陰本線踏切りを越えた南東山麓の岩中地区の公民館に駐車させてもらったが、土地勘があればxx工場の南側角から直進する幅狭い車道が秋葉川を渡った川向い左に岩中水力発電所・右に鹿島神社の間の広い駐車スペースが利用出来そうです。鹿島神社側に車止めがあり此処から城山公園遊歩道が山上の宵田城主郭まで通じている。
北郭から日高燗鍋高原ICの北「祢布城」上を祢布(にょう)トンネルが抜ける主郭の南土塁虎口を入った左手(南西)にも土塁が延び側に送電線鉄塔が建つので其の保守・巡回点検用の専用道路がニノ丸からの南尾根段曲輪群の下方付近まで上がってきている…と思っていたが、城址は「城山公園」として旧登山道は廃道同然!?、代わって山頂から山腹一帯まで木が伐採され遊歩道も良く整備されている…と云うより三の丸付近まで訪城の為の車道にする予定だったという。
二の丸から切岸高い本丸を望む旧道は途中にも曲輪跡を見て遊歩道に出るのだが…。次の旧道からは完全な藪の急斜面なので此処は避け遊歩道を主郭・二ノ丸まで進んだ方が良さそうです?。藪の踏み跡伝いに竪堀を見て南端?曲輪にのると後は大小曲輪群(5-6段)が続くが曲輪内は下草藪と雑木・更に竹藪は倒れ朽ちた竹材、鬱蒼とした矢竹と雑木の藪を分け・おまけに急峻で高い切岸の曲輪を越すのに難渋する。一段高い切岸下で竹薮が切れ西端に城山登山遊歩道が上がってきている。
(但馬の城/Wikipedia/兵庫県の中世城館・荘園遺跡/ 郷土の城ものがたり-但馬編 を参照)
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