お菓子の里 篠山市

篠山IC出口を東に向かい「東吹」交差点を県道299号に左折すると直ぐ「お菓子の里・たんば」の大きなサインボードを見る。直進する県道306号線の東南方には天下布武:織田信長命「丹波国攻略」の総将・明智光秀との戦いに様々な歴史や伝承を伝える波多野氏の八上城(高城山)が望まれます。
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交差点東北(県道299号側)の商店・住宅地に迫る低丘陵上には波多野氏重臣の一:井関氏の吹城(東吹城)が在り、向かう「お菓子の里」の西丘陵上には網掛城があった。東吹城の支城だったと思われるが光秀勢の吹城の向城として改修、吹城落城後は八上城攻めの付城群の一つとして使用された遺構が残る。
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今回はむかし(開園時)は有料だった「お菓子の里」内の緑地公園内を散歩です。公園入口右手には周溝を遺す!?大型古墳で丘陵一部には安政4年(1857)築造の商家を移築した薬師山山荘があった。今の時期ボタン鍋(猪鍋)も楽しめた筈。
   園内施設が閉じると「風見鶏(右端の青銅)」も生気を失って…
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車道終端のミオール館から先には石釜焼きたてパンやピザ・注文を聞いてからつくるソーセージ…等拘りのドイツの館・嘉永7年(1854)の移築の茅葺き民家には民芸家具・丹波黒豆製品・ぜんざい等…見て・買って・食べて…とお菓子の里の訪問客の
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姿があったのは過去のこと…(´д`) ミオール館は以前ウイーン館:名称が変わり神戸に本店を持つシフォンケーキのミオールですが、結婚式場としても利用されてきたミオール館は大正初期の洋館・旧垂水署(神戸市)を移築改装されたもの。
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アンティークな内部や調度品はクラッシックな重厚さ・天井高く広々としたフロア内は優雅でゆったりとした気分になります。テーブルで四季折々・本日のケーキ等!!スイーツで茶を楽しむのは最高の気分でした…。
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年末にはJAZZコンサートも2Fのホールで行なわれ、シャンデリアの灯りの下でのアコーステイックな演奏に気分も最高に盛り上がったことでしょう。1階フロアにはアンティークカップギャラリーが併設されていた。
     回遊式池に架かる石橋を顧見る人もなく…(本館裏手)
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「お菓子の里」内は市内の老舗○○堂さんの販売店と地産の茶菓・酒類・加工食品販売所はあるが、和食レストランもコロナ禍による影響か?閉店。本日の目的地は更に奥に入った長者屋敷の茅葺古民家で、以前はイタリアン:現在は葺替えも終えた新店舗がオープン。開店時間前から予約客で満席盛況のレストラン。
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「お菓子の里」大駐車場前の西端・東口には和菓子製造用と思われる見慣れない機械類も展示されている。連動歯車と壷を併せた和洋折衷の機械…がある。施設内2Fにも農機具や郷土人形・古い和菓子の型抜き木造りの器具等が展示されている。勿論無料だが諸施設が休業しているので拝見出来るかは不詳!
     

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