古時計 多可町加美区

西脇市の北方多可郡加美町:R427号寺内交差点の西(県道8号)側に明るくてセンスの良いカフェ”Borage”がある。其れまでは旧加美町に”田舎の洋食屋”と謙遜した呼名を冠されているが、どうして中々!!…JAZZ喫茶廻りをしていた昭和を想い起こす懐かしく、深煎された濃厚でコクのある味わいを、
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近在の喫茶店では中々見出せない。ついつい立寄りたくなる珈琲の味は勿論カフェとしても素敵な洒落た店は古時計くらいしか思い出せない。丹波市青垣町から播州峠を越え道の駅かみ(杉原紙研究所や和紙博物館もある…)や、丹波市氷上町から開通(2013年末)清水坂トンネルを抜けるとラベンダーパークがあり、
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杉原川沿い山間の加美区に通じる。まもなくシルバーウイークが始まるが加美区から氷上町へ越える清水坂に小春ロードの名称・加美区市原にこはる公園(森安小春)があり”孝行の里”として全国に親孝行の町を発信しているが
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同:八千代区は”敬老の日”発祥の町。昭和22年(1947)多可郡野間谷村(八千代町)の門脇政夫村長(のち兵庫県議会議員)と山本明助役が提唱した「としよりの日」が始まりで、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と農閑期の9月15日を「としよりの日」と定め従来から敬老会を開いていた。
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昭和25年(1950)からは兵庫県全体で行われるようになり、昭和29年「としよりの日」として制定されたが昭和39年(1964)「老人の日」に改称されたが翌年には野間谷村から政府への働きかけもあり昭和41年(1966)国民の祝日「敬老の日」となった。
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寺前交差点近カフェBorageから国道を北へ約600m程。A-Coopの先・JA加美交差点手前西に約100m。東側の杉原川に段の城からの枝尾根が落ち込むところに”田舎の洋食屋”古時計(多可町加美区20150904)がある。
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ランチタイムは平日でも満席状態の人気店。いつ来てもコーヒーミルやサイフォンが並ぶカウンター内の定席にマスターの姿があったが、代替わり定席はマスターの息子さん…そして現在(2023年)は珈琲マシンが入り女性スタッフだけ…
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店内のBGMや壁のJAZZ・LIVEポスターはマスターの趣味か?、店内に入って直ぐの正面に古いオルガン・天井や壁際にはドライフラワーが下がり、落ち着いた色調の木造りテーブル席と椅子。入口西に半個室状の一テーブル席・フロアとはトイレを挟む狭い通路の奥にも予約席か?グループ用?か、割りと広い一室があり
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10数年前に一度だけ案内されたが部屋の状況は覚えていない壁や柱には古い時計が掛けられており、微妙に時間のズレはあるが・いずれも作動している。BGMはクラッシックでも雰囲気に合いそうだが?田舎では受け入れ難いのかも!?。
    利用できればラッキーな入口左手の1テーブル席から店内
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心地よいJAZZであっても誰も聞いている人などいないでしょうが…近在の年配女性・男性客・一見して遠方からのグルメ旅行客!?風カップル等:老若男女様々な客層の誰もが、アンティークで落ち着いた雰囲気に浸り、時間の流れを楽しんで居られる様子。今回も妻はお気に入りのハンバーグが中心。
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「ハンバーグと海老クリームコロッケランチ」と「日替わりの紫蘇とチーズ入りトンカツランチ」。デザートに付くカスタードプディング上面を焦がしたクレームブリュレ。カスタード上面の焦げたカラメル層を隅からバリバリとスプーンで割り裂いていく感覚も楽しい!!。
         黒田庄牛ハンバーグランチ
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ランチにはセットでついているのが自家焙煎珈琲だがセットの付け足しではなく、この珈琲一杯を味わいたくて今までにも何度か立ち寄った。これからの季節は益々ランチ時は盛況・千ヶ峰が冠雪する頃まで待って又出掛けてみようかナ…


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