牛河内坂周辺の城砦群 Ⅰ 黒井城支城と付城 丹波市
荻野直正が天文23年:叔父の黒井城主荻野秋清を刺殺し「悪右衛門」を名乗り城主となった翌弘治元年(1555)に香良合戦が勃発。春日町から足立氏・芦田氏連合が陣する氷上町香良側へは、伝承?・通説?では荻野・赤井氏勢に助力したとされる
牛河内南城ー新才城(中央左)と三日月山ーヨコガワ峰ー千丈寺砦ーx黒井城は僅かに画面の外西波多野氏!?の波多野宗高の霧山城が在り・山麓の天王坂を越えれば氷上町南由良や桟敷に下るのだが…北へ約1.5kmで香良合戦場となった絹山・伊佐口だが「桟敷」の名が示す一帯は湿地・沼地だった。霧山城も・2代目は兎も角:初代宗高自身は皇室が衰え御大典の式も挙げられない正親町天皇即位に際し:
長王城:稲荷古墳側へ抜ける?間道取付(虎口)曲輪切岸窮状を知った宗高が中国の毛利元就の誘いを受けて八上城の波多野秀治や北陸の朝倉義景等と資金を集め永禄3年1月無事に式典を終え…この忠勤により宗高と秀治は正四位・侍従の位と桐の御紋・桐の旗を賜り(城名:霧山の所縁か?)面目を施こしたという戦時の国威掲揚の為に創作された人物の様!(詳細:霧山城)。
長王城からの主尾根に出た東に牛河内南城主郭と幅広い堀切状!
また元禄14年(1701)4月:大石良雄の妻りくが子を連れ従者:寺坂吉右ヱ門を伴い京都山科より鎌谷を経て多紀郡に入り鼓峠・栗柄峠を春日町栢野より天王坂を越え佐治宿に向かっているが栗柄峠も明智光秀の黒井城合戦時は未だ行止りの閉鎖道。
新才城ー牛河内南城ー長王城からの尾根続きを亀の座(五郎兵衛・長見三角点)へ
香良合戦では氷上町側への侵攻に使用した由良坂(牛河内坂)。辛勝したが自らも負傷し絹山地区から勝坂を経て由良坂(牛河内坂)を黒井領内に降るが、瀕死の重傷を負った直正だけに新才地区で直近の長見城が朝日城より近く山城の山田城や
牛河内北城主郭西南尾根側の切岸
黒井城山麓の屋敷に入るより緊急時:長見城に担ぎ込まれた…と推察する?。天正7年(1579)荻野直正が病死:但馬竹田城出兵中の赤井幸家が但馬より急遽戻り・佐治より氷上町側の由良坂より(春日町側の牛河内坂)を領内に下り黒井城に戻っている。
分水界尾根:亀の座(五郎兵衛)から東へ延びる枝尾根先端の新才城(牛河内坂・由良坂入口)由良坂の峠の牛河内砦は城史不詳の砦だが黒井城攻略の付城か?。羽柴秀長軍が遠阪峠から侵攻・芦田・足立氏本拠の小室城・山垣城も落城…香良合戦後:光秀に付いた足立弥三郎基助の嫡男基依が牛河内に逃れ隠棲したとも。
牛河内北城への取付:浄光寺の蓮池
牛河内南城ー新才城(中央左)と三日月山ーヨコガワ峰ー千丈寺砦ーx黒井城は僅かに画面の外西波多野氏!?の波多野宗高の霧山城が在り・山麓の天王坂を越えれば氷上町南由良や桟敷に下るのだが…北へ約1.5kmで香良合戦場となった絹山・伊佐口だが「桟敷」の名が示す一帯は湿地・沼地だった。霧山城も・2代目は兎も角:初代宗高自身は皇室が衰え御大典の式も挙げられない正親町天皇即位に際し:
長王城:稲荷古墳側へ抜ける?間道取付(虎口)曲輪切岸窮状を知った宗高が中国の毛利元就の誘いを受けて八上城の波多野秀治や北陸の朝倉義景等と資金を集め永禄3年1月無事に式典を終え…この忠勤により宗高と秀治は正四位・侍従の位と桐の御紋・桐の旗を賜り(城名:霧山の所縁か?)面目を施こしたという戦時の国威掲揚の為に創作された人物の様!(詳細:霧山城)。
長王城からの主尾根に出た東に牛河内南城主郭と幅広い堀切状!
また元禄14年(1701)4月:大石良雄の妻りくが子を連れ従者:寺坂吉右ヱ門を伴い京都山科より鎌谷を経て多紀郡に入り鼓峠・栗柄峠を春日町栢野より天王坂を越え佐治宿に向かっているが栗柄峠も明智光秀の黒井城合戦時は未だ行止りの閉鎖道。
新才城ー牛河内南城ー長王城からの尾根続きを亀の座(五郎兵衛・長見三角点)へ
香良合戦では氷上町側への侵攻に使用した由良坂(牛河内坂)。辛勝したが自らも負傷し絹山地区から勝坂を経て由良坂(牛河内坂)を黒井領内に降るが、瀕死の重傷を負った直正だけに新才地区で直近の長見城が朝日城より近く山城の山田城や
牛河内北城主郭西南尾根側の切岸
黒井城山麓の屋敷に入るより緊急時:長見城に担ぎ込まれた…と推察する?。天正7年(1579)荻野直正が病死:但馬竹田城出兵中の赤井幸家が但馬より急遽戻り・佐治より氷上町側の由良坂より(春日町側の牛河内坂)を領内に下り黒井城に戻っている。
分水界尾根:亀の座(五郎兵衛)から東へ延びる枝尾根先端の新才城(牛河内坂・由良坂入口)由良坂の峠の牛河内砦は城史不詳の砦だが黒井城攻略の付城か?。羽柴秀長軍が遠阪峠から侵攻・芦田・足立氏本拠の小室城・山垣城も落城…香良合戦後:光秀に付いた足立弥三郎基助の嫡男基依が牛河内に逃れ隠棲したとも。
牛河内北城への取付:浄光寺の蓮池
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