岩尾城/岩尾古城ー人間地獄-若林砦(仮称) Ⅱ 丹波市
岩尾城 / 和田城(岩尾古城)Ⅰより続く:蛇山の大土塁(物見台)より北部分を古城部とされている?ようだが土塁北面に石積みを見る。北急斜面底部の大曲輪から西に延びる尾根筋に二本の堀切があり、此れよりは岩尾城関連レポートに城趾遺跡説明等はないが更に尾根筋を下ると人間地獄から若林砦(仮称)へ:
下知殿丸曲輪北端の堀切岩尾城井戸曲輪から西ノ丸に通じる登山ルートと分かれ若林地区へ城域西面を迂回し下る山道が尾根筋に合流する地点)近く左側に土塁が見えるが・其の外側は光秀陣城:金山城にもみる竪土塁・竪堀が西斜面に長く延び、竪堀を遮蔽する土塁!。
井戸曲輪からY字状に落ちる竪堀岩尾城西山腹を捲き若林・山本地区への山道通路を横断し谷深く落ち込んでいく。此の尾根筋鞍部を少し登った所が”山抜け”の人間地獄。此処へは(繰返し・説明重複するが)下知殿丸から堀切・井戸曲輪を通り西ノ丸に向かう分岐を直進。
大土塁から岩尾城天守台:加古川沿い城下から北播磨境界を望む只”むかしは!「若林・人間地獄」…への案内表示があったが廃されて久しい。竪土塁・竪堀下を抜けると目の前が岩尾城大土塁(展望台)北斜面下の城内最大曲輪(古城部?)から二重堀切を越え西へ延びる尾根筋の鞍部。登り返す僅かの距離で
天守台から大土塁(延命寺山“左の尖峰”と正面に弘浪山“高山寺城”)”人間地獄”の「山抜け」に着く。南西に延びる主尾根筋は余り広くないが程なく小曲輪が点在する平坦地形が続く。下草藪で段差ない尾根上に5-7?程の曲輪間を区切るように小規模堀切が三本・片堀切か竪堀らしい溝状を見て、
大土塁から土塁道を城内最大曲輪に降り:二重堀切の西尾根を下る…と!!尾根末端の平坦なピークが若林砦の主曲輪か?、急な斜面ではないが此れより先に城砦遺構は見かけない。下降ルートが定かでないが以前は左へ:西尾根先端付近の櫻本稲荷社付近に降りてきたが…。
封鎖土塁の外に落ちる長い竪土塁・竪堀狭い尾根状に展開する遺構は岩尾城古城の出郭というより古城大土塁…等からは監視出来ない間道監視の物見砦か。北播磨へ越える小野尻峠への要衝・氷上町から応地坂を越えて坂尻から小野尻峠へ向う間道監視に当っていたものか?。
若林への下降ルートより竪土塁・竪堀
生野鉱脈と通じる妙見山一帯の鉱山の採鉱や丹波路側への輸送等には古城 ・新城共に深い関わりを感じますが…。岩尾城(石ノ城)・岩尾古城:和田城(土ノ城)縄張本丸(上の段)南に高さ2.5mx南北9mx東西6m程の
人間地獄!!…石積台地の一郭が天守台の礎形と考えられ、其の南西に縦5mx横6mの付櫓が付属して本丸を三重・三重の石垣が取囲む。石垣は直線でなく要所を直角に屏風折れをつけ横矢掛で防御性を高めた織豊系且つ近世城郭様式!。
人間地獄!!…から大曲輪と大土塁(右手) 物見台と旧本丸跡の西側には高さ4mの石垣を積んだ横8mx縦12mの「西の丸」。天守台・櫓台を設け,石垣は自然石を用いた野面積石垣の隅には打込はぎ(表面に出る石角を削り・面を叩き石どうしの接合面隙間を減らして組合せ積上げる方法は
若林砦(仮称):”人間地獄”からの主尾根筋直ぐに第一堀切野面積みより高く・急な勾配が可能)を用いている。西の丸と天守台北側曲輪には散存する素焼きの瓦片(丸瓦・平瓦)がいまも見られ、小規模ながら天守閣なり、瓦葺き屋敷が建っていたことを窺わせる。
若林砦(仮称):主尾根筋の第二堀切佐野氏は本丸部分のみを改修し、他の部分は従来の山城をそのまま使用したものと思われます現在は石垣と土塁と堀切りを残すだけの小規模の山城だが戦国時代の丹波の山城の実態を伝えるとともに、近世の豪壮雄大な城郭に
若林砦(仮称):主尾根筋の第三堀切移行する過渡期の城郭としてよく遺構をとどめた貴重な城趾です。今も西ノ丸附近には素焼きの瓦片が散乱しているのが目につく。今も清水を湛える石組みの城内唯一の井戸と通路を挟んでY字状の竪堀となるが竪堀側の詰めに石積をみる。天守台の北・蛇山最高地点の大土塁も岩尾城古城側は石積土塁になっている。
若林砦(仮称)最奥の主曲輪付近! 岩尾城関連ブログ紹介 ↓
岩尾城 山端城 和田岩尾城(蛇山伝説) 岩尾城と城下スポット
蛇山岩尾城 岩尾城 謹賀新年 晩秋の岩尾城Ⅳ (石の城)
晩秋の岩尾城③(土の城) 晩秋の岩尾城 (人間地獄) …
井戸西方から西ノ丸・本ノ丸中間へ斜上の登城道から
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封鎖土塁の外に落ちる長い竪土塁・竪堀狭い尾根状に展開する遺構は岩尾城古城の出郭というより古城大土塁…等からは監視出来ない間道監視の物見砦か。北播磨へ越える小野尻峠への要衝・氷上町から応地坂を越えて坂尻から小野尻峠へ向う間道監視に当っていたものか?。
若林への下降ルートより竪土塁・竪堀
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人間地獄!!…から大曲輪と大土塁(右手) 物見台と旧本丸跡の西側には高さ4mの石垣を積んだ横8mx縦12mの「西の丸」。天守台・櫓台を設け,石垣は自然石を用いた野面積石垣の隅には打込はぎ(表面に出る石角を削り・面を叩き石どうしの接合面隙間を減らして組合せ積上げる方法は
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若林砦(仮称):主尾根筋の第三堀切移行する過渡期の城郭としてよく遺構をとどめた貴重な城趾です。今も西ノ丸附近には素焼きの瓦片が散乱しているのが目につく。今も清水を湛える石組みの城内唯一の井戸と通路を挟んでY字状の竪堀となるが竪堀側の詰めに石積をみる。天守台の北・蛇山最高地点の大土塁も岩尾城古城側は石積土塁になっている。
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