おそうざいバル＆カフェ ほのり 多可町

丹波市西南端岩尾城の石積が望まれる県道86号で小野尻峠を越え、北播磨余暇公園(Cafeチャッタナ)を望みながら｢鍛冶屋・高岸｣交差点で西脇市からのR427号に入ると間近に貝野城の山容を見る。北背後に妙見山(妙見富士)から一つ北の西尾根に

段の城(上段:高城山城)ｰ(下段:)築ヶ端城、先端の民家背後には両城を攻略した三木の別所重棟(但馬八木城主となった)の段垣内構居。道なりに杉原川を渡り右カーブする先｢寺内｣交差点の左手にcafe BorageをみてR427を直進すると古時計…さらに

直進…加美中学校の日本最大の木造体育館・｢門村｣の標識を見る手前左手には門村構居…丘陵上には笛草城もある。R427号門村を過ぎ大袋標識手前にVero café(カレー店)がある。目的地は其の真東:杉原川との間を南北に抜ける大袋地区道沿いに

今年OPEN7年目を迎えた古民家おそうざいバル＆カフェ ほのり(法利)がある。5ｰ10月頃には側溝の清流に”梅花藻”の花が見られる一寸は!?知られる多可町の観光ポイントから南へ150m程の所。4-5年程前に北播磨地域情報誌で知った…が

コロナ禍を挟んで行けなかった。周辺には造りの似た民家･畑地が続きサインボードを見逃しそう。駐車場から簷下(えんげ)添いを奥に進み”ほのり(法利)”の張り布?と”メニュー架”が置かれた入口の引戸を開ける。明るく和やかなオーナー夫人に

迎え入れられる。｢ほのり｣は仄々(ほのぼの)の温かさを感じる意か?…”法利(ほのり)”とある。お薦めがペルシャ(現在のイラン)料理!…で厨房のシエフがご主人:イラン人の”アリレザ･アマフディ･カフラニ(!覚えきらないので通称)｢アリ｣さん…
　　　　　　　　　　　　　　　鮭のホイル焼き

”法利(ほのり)”…奥様の名｢法｣と”アリ”のリを利に当て字の合作:イランでホームステイされた奥様…アリさんからの熱烈求愛!…は奥さま一推しの”ペルシャ料理”につくチャイよりも甘く!……道に逸れ過ぎたので軌道修正。
　　　　　　　　　　　　テリヤキチキン

リノベーションされた店内へ先ず靴を脱ぎ下足箱に･敷居の段差をなくすため少し傾斜した床を座敷の客間に入る。客間の床の間はペルシャ･コーナーで、ギャベ(手織絨毯)のタペストリー等ペルシャ民芸･服飾小物雑貨のショールーム。
　　　　2段トレー上段にチャイ･スープとデザート 下段にメインとサラダ

案内されたテーブル脇にレモン･ハーブ入デトックスの瓶ウオーターピッチャーがある。血糖値を下げ健康の為にも…･先ず一杯飲んで待つ…。野菜やチキンは播州地鶏=元々は多可地鶏･黒田庄和牛(西脇市に併合されたが元多可郡黒田庄町)等
　　　　　　　当月のペルシャ料理(サブジポロ･バ･マヒ(ハーブ炊込みご飯)

…地産地消の食材を活かして手の込んだ家庭料理…だが奥さんは奈良出身!…メインに味噌汁･味付けされた小鉢数が多く其の上茶碗蒸しまで…今月のペルシャ料理は”サブジポロ･バ･マヒ(ハーブ炊込みご飯)”と鮭･サラダ･チャイ･デザート付
　　　　　　　　　　今回もコーヒー＋餅入善哉を特別サービス!!

妻にはテリヤキチキンをオーダー。他には焼き肉･エビ･ハンバーグ等もある。近くにはシエフ｢アリ｣さんの串揚げとケバフの店 ラッカ ラッキャ(バル＆カフェ)があり、イランに近い?シリアのラッカに関係!?が…あるのかと思ったが
　　　　　　　　　カウンター席

播州弁の:ラクカ｢出来る? 大丈夫?｣・ラッキャ(ラクジャ…とも?)｢出来る 大丈夫｣　韓国語なら｢ケンチャナ｣…かな!。Ririha(多可町中区)のママとは性格･気の合う多可町来住以来のお友達！…。南面廊下沿い障子の裾部の明かり取り窓の
　　　　　　　アリさんが運んでくれた和モーニング:焼き魚に茶碗も

大正ガラス!…も此の古民家購入の大きな要素の一。和･洋モーニングもあり…次回には…千ヶ峰も厚化粧していると思うが寄ってみたい。外に出ると白いものが舞っていた…アリさん首都テヘランも標高は高く明確な四季がある
　　　　　　洋モーニング…和･洋共 500円!!　イラン風(チャイ付き)モーニングもあるよ