蛇ない:2025年 丹波市

例年1月”成人の日”を近づく頃には西宮市満池谷に妻の実家の墓所と阪神大震災慰霊碑に1月17日向かう準備をする。夫婦ともに体調に気懸かりもあり・いつまで続けられるか…。気懸かりと云えば…
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コロナ禍で2ー3年中止されてきたが毎年1月第二日曜日(今までは成人の日15日に行なわれてきた)伝統行事:丹波市山南町応地の大歳神社の「蛇ない」に久し振りに出掛けてみた。和田地区北背後の山塊に
         大蛇を綯う本殿前の摂社から蛇山岩尾城(左端)への稜線
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中世の土の城と石積の近世の城郭遺構が残る「蛇山岩尾城」は知られる存在で蛇に纏わる伝説があるが…山塊東裾の加古川(旧佐治川)右岸の北和田地区を
        大人三人掛かりで藁を継ぎ足しながら三つに綯う力仕事…
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北に進む県道532号(旧但馬街道)が氷上町側に境する岩尾城東北山麓応地の大歳神社にも、蛇に纏わる伝承と藁で綯いあげた大蛇を担ぎ集落の各戸を訪ねて練り歩き、無病息災五穀豊穣を祈願する蛇ない」神事
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『無形文化財:市指定(H6.12.16)』がある。「岩尾城東北山麓応地の大歳神社にも、集落内各戸からは秋に収穫の新藁を持ち寄り藁を削ぎ、加工し易いように小槌で藁を打ち柔らかくする…此の藁束を
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継ぎ足して藁縄にし二匹の親子蛇を綯(ない)上げる。二匹綯われていた蛇も子供蛇の出動!(お練り?)はなくなった様。形ばかりの子供蛇は別場所の小社:祠?に奉納される様で以前のような覇気が薄れてきている。
         完成した大蛇を御神酒で浄め大歳神社本殿に参詣
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「蛇ない」の伝承や行事の様子は下記リンク付けHPやブログを参照願います。頭・胴・尾を三つ綯い状で長さ10m・太さ15cm程の大人の蛇だが、伝統行事の継承に藁を綯う技術は欠かせない。
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蛇の頭部を綯(な)える人が少なくなってきて蛇のサイズも段々と小ぶりのものになっているよう。更に最近は子供の参加が少なく年頭の挨拶代わり蛇ない蛇山和田岩尾城応地の道祖神に詳細説明を譲る…
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今年の干支は””なので五穀豊穣・無病息災・家内安全のほか少し深堀してみる。は脱皮し新しく生まれ変わることから「変容・再生・復活や繁栄や神秘・成長・知恵や洞察力…等の象徴」を意味し、其の生命力からは健康運のアップ
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執念深い!?というか目標に向かって努力する姿からは仕事運アップ…等の幸運を願う。天正期:明智光秀軍と戦った黒井城下の春日盆地に「吉兆」を占う神の使い白蛇伝説の若年神社(葦原明神)がある。
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池のなかに祀られる例の多い七福神:弁財天の神使が「蛇」で水との関わりも深いことから…か御神酒を振舞われ大歳神社に詣で化身した「蛇ない」の大蛇は境内で一暴れ、地区内の各戸を廻りした後にも”一暴れ”して
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県道傍の旧佐治川枝流?に降りて水を飲ませる所作もはいる…。芸術・知恵や金運・財運アップ…等々繁栄の象徴となっている。人の利益我引の業と欲にどこまで開運・幸運を引き寄せることができるのか…期待できるものか?。
          獅子舞(伊勢神楽)同様に各戸を廻る
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大歳神社から続く林道を100m程に兵庫丹波では珍しい石造双体道祖神が祀られている。岩尾城への搦め手道か信州(長野県)来住の岩尾城主に関連するものかとも思えたが、造立は江戸時代のものとか…。 「蛇ない」
      弁財天の神使「蛇」は五穀豊穣・無病息災を祈願する水との関わり深く…
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